目口覚書
■目口覚書■
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お入りください ありがとう

2002年09月19日(木) 躁鬱の狭間に正気のヒトトキ

道端に、でっかいハーレーが停まってる。
ここは狭いのにバス道になっている。
邪魔やなぁ 誰やねん。

停車地の真ん前にある時計屋で
おそらく電池交換をしてもらってるんだろう、
熊のようなでかい男が椅子に座っている。
なぜか「横浜銀蝿」の四文字熟語が浮かんだ。

わたしが横目でのぞいた時、
熊男は、上唇の皮をむいてるところだった。

いまくいけば薄皮がはがれ、
失敗すれば血が流れる勝負の時だ。
まさにひっぱりMAXで口がドナルドダックだった。

おのれの歩調をゆるめた自分が 少しかわいかった。


+++++++++

お肉屋さんの店先で コロッケを注文。
出来るまで パイプ椅子に座って待つ。
隣に 同じく注文待ちのおばあさんが座っていた。

おばあさんは、少し私と話したそうだったが
主婦特有?の[初対面のくせに旧知の友のように喋る特技]を
わたしは持ち合わせていない。
黙って肉の値段に目線をやるわたし。
近づきたいのに距離感が計れず、かえって邪険になるわたしって。
おばあさんも黙っている。

シュワ シュワ シュワ
コロッケの上がる音がつづいている。

カバンの中のハイチューを見つめる。
これ、1個 おばあさんにあげよかな。
手にとって もじもじする。
でも、子供ちゃうねんから、ハイチュー1個って失礼かな。
まだ もじもじする。

「コロッケあがりました」
声にせかされ ハイチューをしまう。

店を出るとき
「お先でした。ごめんください」と言っておばあさんに会釈した。
彼女もにこやかに会釈を返してくれた。

揚げたてのコロッケ 1個60円也
わたせなかったハイチュー わたしの素面

++++++++++++


 昨夜は、自分の中で気が狂ったみたいになりました。
私を無視してキーボードを叩くダンナさんに対して生まれたのは
異常な攻撃心。
「指 切り落としたろか」

今はすっかり打ち消した考えですが、
ピアノレッスン(カット フィンガーな映画)状態で怖かった。
そして なぜ 昨日と全くかわらない現状にもかかわらず、今少し落ち着いているか。





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これについて 記していこうと思います。


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