起きてパソコンONの準備をする。 ノート愛用者で、いちいちその都度コードを繋げて 電源を入れる。
と
電源が入らない。 何度やっても入らない。 入らない。 入らない。
いっちゃったか? どうすべよ。
とりあえず、PCバッグに一緒に入れたままにしてた コジマデンキの保証書や TOSHIBAの保証書やらをひっぱりだす。
その間にも電源入れを試みたり、 振ってみたり、 電源ボタンを覗きこんでみたり、 洗濯干したり、 コンセント抜き差ししてみたり、 麦茶のんだり、
なかなかいそがしかったが やっぱり電源が入らなかった。 落ち込む。
で、おもむろに保証書に書いてあったコジマデンキの本社とやらに 電話をかけてみる。 場所は栃木。
パソコンを修理に出したいのだが、 引越ししたので買った店(神戸)には持っていけぬ、 と進言したら 近くの店ならどこでもどーぞと言う。
ほな こちとら東京やさかい近い店教えておくんなはれ、 え?土地感がないから わからんと? 池袋とか新宿とかにないんですか? はぁ〜?!八王子?東村山?
・・・ そうか。 ここの店舗展開は、郊外のアクセス悪いカントリちっくに集中なわけね。 なのに、同じ区内のバス乗り継いで行けるところに店 あった。 あ、うちが郊外でアクセス悪いカントリね、は、。はは。
で、次は その支店に電話。 行き方を教えてもらい、持ち込み修理体制を整える。 いつ行こう。明日行こう。 そうこうしていると、ダンナさん起床のお時間。
PCの不調を訴え、慟哭し、わたしは明日旅に出ます 探さないで下さい、とお願いしている間、 ダンナさんが、あっというまにパソコンをひっくり返し 電源を入れた。
入った。 ものの5秒くらいで。
え? え? え?
「あのねー、ノートは持ち運びするでしょ? スイッチにロック機能があるの。 あなたの、ロックかかってたよ」
ピ〜ンチ! は、パソコンでなくわたしそのものだった。
彼にはすごく蔑んだ目で見られ、 「このまま電機屋行ったら 馬鹿にされてたね?」と追い討ちかけられ もう 朝からのひっちゃかめっちゃかは なんだったか。
バス路線図を 寂しげにたたむ女。 ここは東京砂漠。
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