水泳選手のアップが、電車の中の広告に連なってます。 このキャッチコピーが、選手によって違います。
「イアンソープはイアンソープを破れるのか!」 「北島コウスケ 世界新まであと0.48秒!」
若い選手達のプレッシャーを払拭するために、 練習以外にもコーチ達はいろいろな対策をとるらしい。
スタート前は、余計な事を考えないように 小さな袋に入った 選手に塩を渡す。 袋を破り、塩を取りだし、撒く、という行動をしている間は それに集中するので ライバル選手も目に入らない。
また、カメラのフラッシュ放列にあがらないためにも 日常から ビデオの前で質問に答える練習をさせていたり。
水泳といえば どうしても思い出すことがあります。 わたしの友人の木綿子(ゆうこ)ちゃんは、水泳選手でした。 頑張った木綿子ちゃんは、地域の大会に出場しました。
各コースの選手紹介が、マイクにのって始まります。 名前を呼ばれたら、プールサイドに立って手をあげる、 あの なんだかかっこいいシーンです。 親兄弟も見に来ています。
第一のコース・・・第二のコース・・・近づいてきました。 木綿子ちゃんは、おもむろに立ち上がり 水着のお尻を人差し指でくるっと下げ くいこみ対策も万全です。
アナウンス係が声を張り上げます。
「第三のコ〜〜〜ス! ○○・・もめんこおおお!」
もめんこって・・・・。 マギーミネンコちゃうぞ。
彼女の家族席は大爆笑。 ゆうこちゃんも 腰の力が入らず 負けてしまったそうです。
教訓 災いは忘れた頃にやってくる。
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