目口覚書
■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2002年08月14日(水) ちびっこギャング

毎夏恒例の、ダンナさん兄弟全員での父墓参り。
わたしはこれで3回目。
初回は、結婚前で、親族と会うのも初めてで
結構緊張してたのに、もう3回目。1人感動。

で、今回はダンナ兄の息子2歳が初参加。
こやつが手強い。健脚。大人5名ふらふら。

電車の中では靴履いたまま暴れるから
隣のサラリーマン思いっきりやな顔してる。
気がついたらそのリーマンの太ももの上で
消防自動車走らせてるし。

ダンナさんは他人のふりしてドア側に立ちつつ
「あー もうー見てらんねー。」
「隣の人 目が怒ってるよー。」

私は私で
「席に着かせるなら 靴を脱がせろ!」
「まっすぐ前を見ろ!」
「母親!(兄嫁)注意せんかい!」
と、本人には聞こえぬ声で叱咤する。

電車利用者なら 子供の傍若無人ぶりや
親の無視加減に 切れそうになったことが
おありかと思う。

そしてその子供が自分の身内だとしたら
案外甘い目で見てしまうこともわかる。
だけど あたしたち夫婦はあくまでも
厳しい立場で進言すべきとの同意もとに、
「あーもー 親 なにやってるねん」
と口を揃えて言った。

聞こえないように。







だって 兄嫁怖いもーん。




墓参りもすんで、
石ころや ありんこや 葉っぱや 落ちてるパンや
いろんなものにいちいち反応する2歳児に翻弄されつつも
食事をとる。

すぐ食べ終わった2歳児は じっとしていない。
皆様まったりなので、代表者のわたくしが2歳を連れて
店の外へでた。

この瞬間 足つねたろか、
手ぇかんだろか、口ひねったろか
そう思って振りかえったら テーブルの親族が見ていた。
あぶねー あぶねー。

で、おチビをウエストポーチに乗せて歩いたら
いたって彼 上機嫌。
上機嫌やったら じっとせんかい!

のけぞる。
笑う。
ひっぱる。
噛む。
またのけぞる。
笑う。
噛む。

噛みかえす。

トイレに行く。
用を済ませ、トレパンマンとズボンを上げる。
上げた途端に、また洋式便所に尻からとび乗る。

そのまま便所に落ちる。
泣く。
ズボンもおむつも べちゃべちゃ。
泣く。
こっちは笑う。
つられて 相手も笑う。
口に指つっこむ。
相手 おえっとなる。

笑う。
相手も笑う。
尻 べちゃべちゃ。

子供って 面白い。


 <あとっぽ  目次  さきっぽ >



↑エンピツ投票ボタン
My追加
めぐっち [home page] [bbs]
[めぐっちのめ。] [ちょっとmail]
My追加