家出女にあたたかいお言葉をくだされたり、あるいは心で 「あん?電話もしてこない仲だったの?あたし達。 あー、そう、めぐっちは私のこと友達と思ってなかったのね」 と忸怩たる思いを持った方々。
ありがとう、そしてすみません。いえ、友達だし、友が家出の折は ウエルカムなんすけど、こんなタロもポチもワルツ踊ってる白犬も 食わぬなんとかなせいで ご迷惑をおかけするわけには だったんです。
いや でも、あたしいろいろな意味でさみしかったんだなー と 気がつきまして。 なので温かい気持ちにふれて 悶絶しそうです。真珠夫人です。
で、後日談ですが。 ブタ、いえダンナさんと話し合いしましてね。 ゲームをするなとはいわぬ。 夜中中するのも 生活時間が人と違うからそれもわかる。 ただ おまえは際限なさすぎ!計画なさすぎ!
本来の問題は何か、それを解決するためにはどうすべきか 夫婦間に「問題発見力」「問題解決力」「コーチング」 「コンセンサス」「WIN WIN」をとり入れて いっこもあったかくない会話をすすめていきました。
でも! これが功を奏したんですわ。 自分が理論的になろうとするので かっかかっかしてる気持ちが 冷静になってきまして。
結局、いつまでもだらだら遊ぶ計画性のなさはそもそも 「将来の夢、目標化明確化していないからだ」なんてとこまでいきまして^^; それが俺のネックなんだよねー とかシュンとさせてしまいました。
じゃぁ まず○年後にはどうなっていたいか、ビジュアライズしました。 「35歳の時どうなっていたい?何を手に入れてたい? できるだけ具体的に」と聞きました。 ダンナさんの8年後です。 イメージしやすいように、チャンクダウン(会話で掘り下げていって はっきりしていない考えをほぐしていく)していきました。
「うーん、車がほしいかなぁ?」と 「うんうん、車ね。どんな車?何いろ?」と ベンツかな〜 ポルシェでもいいよ〜といの私の問いに 「軽自動車でいい。ワゴンR。色は目立たない色。紺かなぁ〜」
心の中で(はぁ!?軽?! )とぶっとびました。 ここでそれを非難するのはいけません。ALL認めようと。 そうすると わたしも笑顔になってきましたわ。
彼のフレーズで気になったのは「〜でいい」という言葉。 彼は自分にとって贅沢や派手ということが何より心地悪いらしいです。
あとは? 「んと、家。3LDK・・・いや3DKでいいや。」 またかい。 あのさ、夢やねんから 欲しいことゆってええんよ? 「うん、じゃぁ3LDK」
次に、その家の間取り、色、様々な希望をわたしはチラシの裏に 書きこんでまたまたビジュアライズしていきました。
ここまでくるころには1時間前にはしょんぼりしていた彼も すっかりくつろいで寝転びながら腹太鼓なんぞたたいておるわかりやすさ。
夫婦共通の夢だと お互い頑張りやすいよね。家はわたしも欲しいね。 じゃぁ それを手に入れるために どうしていこう? というふうに ほぐしていったわけです。
ただ、家なんぞ最終目的ではありません。 目的を達成するための いち手段でしかありません。 そーいや私の人生のキーワードは「笑顔」 彼は「家族が仲良く 贅沢しなくていいから楽しく暮すこと」。
お互い楽しく笑って生きていけるように これからどうしようと いう話しで盛り上がり その後寿司なんぞ食べにいったわけでし。
正直いいますとね、何か事業を起こして自己実現したい というような思いがでたら あついなー とかもおもってたんですが 30代半ばでCOO,ゼニアを着こなすヤングエグゼクチブの妻は 私には縁がないようです。
覇気のないように思える彼の夢 実はとてもあったかいと感じました。
ただ、その夜のニュースで医師の妻が行方不明で キャッシュカードから大金が引き出されている事件をやってまして。 「捜査線上に浮かんだ怪しい車が 紺色の軽自動車です」 とアナウンサーがいってまして、その件に関しては却下するそうです。
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