目口覚書
■目口覚書■
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2002年06月17日(月) i am sam

「アイ アム サム」を有楽町に観に行った。

今度は間違わぬよう、ちゃんと時間も場所も調べ
おまけにNICOSカード提示で割引あり情報も確認し、
2人で400円も割引できた。

でももっと早く家を出て、時間に余裕があれば
チケット屋でもっと安い映画券買えたことはわかってても
もういい。

映画 後半からボロボロでした。
知的障害者パパのショーン・ペンと引き離される娘が
「All is love」と2人の絆をまとめたあたりから。

ビートルズファンのダンナさんはサントラほしがってた。
うん、音楽もよかったな。

知力があっても愛のない大人たち。
知力はないけど7歳の知力しかないけど
いっぱいの愛で娘を育むサム。

今 知力があってひどいことをしている人間が多くて
とてもとても知力に対して考えさせられました。

ミシェル・ファイファーが その知力の象徴として
弁護士を演じていたんですが
彼女がよかった!

すべてを手に入れたような彼女が、実はダメダメ母親妻女の
劣等感に包まれててそれを跳ね除けるように仕事してるんだけど
常に自分だけがダメな人間に思えてるって泣くシーン。

いちいち同意したり感動したり考えさせられたり泣きつづけたり
でとても疲れました。
私は 親子愛映画に弱いのかも。
興味のある方はぜひ。

「i am sam」公式HP

さて、鑑賞後マリオンを出てどこへ行こうかワクワクな私を
逆撫でするかのようにとっととJR方面へ向かうダンナさん。

「え?!え?!帰るのー?!」
目は大きく反対色を漂わせたが
「どこいくのさ。有楽町なんてデパートしかないじゃん」

つーーーーーーーー
まーーーーーーーー
らーーーーーーーー
んーーーーーーーー

ツマラン光線は、彼の却下キックのもと玉砕。
その3分後には帰りの電車に乗っていた。




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