GATBYのヘアカラーのCM。
モックンを中心にモヒカンの男三人。 バラード調の「人生いろいろ」にあわせて 開いて閉じるモヒカン。
今やたらと流れるこのCMで すごく気になっていることがある。
モックンは眉をしかめ、こぶし握りそうな様子。 何がいいたいかはわからんが、「演技」している表情。 それはそれで「らしい」顔だ。
それに反してモックンの後ろにいる男2名。 めっちゃ普通の顔して 涼しい顔して
人生 いろいろ (パタ パタ) おとこも いろいろ (パタ パタ)
まるでモヒカンの開け閉めは日常の出来事 といわんが如く モックンの苦悶の表情とは対照的。
しかも。 後ろの男たち ふたりともマバタキをしているのだ。 とても不思議な間合いで マバタキをしているのだ。 これは普通カットにならないか? ならないところをみると あえてマバタキをするよう 命じたのか? なぜ二人ともしているのだ?
本木演技と対象的にするのであれば 演技で涼しい顔させるのが常套手段だったはずだ。
松雪泰子が「毎日5分ほど走っています。欽ちゃん走りで。」 この時の表情が 今まで演技として使われている涼しい顔のはず。 演技している以上 本来涼しくはないはずなのだが わたしたちは 演技している演技が普通と感じながら ドラマやCMを観ていたのだ と 何かすごく大きなことに気が付いてしまったわたし。
モックンの後ろの男たちには いったいどんな演技指導が なされたのだろうか。 その趣旨はなんだったのだろうか。
なぜこんなにも わたしは気になるのだろうか。
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