目口覚書
■目口覚書■
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2002年03月21日(木) どてらいやつ

さぁおでかけ〜って時に
いつもの黒いコールテンズボンをはくダンナさん。

義兄が香港か中国で買ったはいいがあまりの大きさにはくことが出来ず
ダンナさんにあげたというもの。
ウエストなんてヒモで調節できるしもちろんゴム入りだし
ジャンボ尾崎もびっくりなくらいの腿幅も 丈も
とにかくデブ仕様だとおもう。

それが数回の洗濯を重ね すっかりいい按配。
皮膚にぴったりとしているらしく、この冬ずーーーーーーと
そのズボンで出勤していた。



そのおでかけ用意できたよーというダンナさんの足元に
なんか違和感を覚えた私は 目線を下に落とす。

!!!!!!!!!


裾が破れて、いや裂けて きれぎれしている。

「だ!ダンナさん! 足!下!あう!あう!」

指差す私に応じ 目を下にやりすぐ笑顔で応える彼。
「あぁ 破れてること? 知ってるよ。俺、気にしてないし。」


破れてるっつっても ちょっとやそこらじゃなく
縦に15センチほど裂けて その間から裂けた生地が糸状に
びやぁあああっとでているのだ。

知ってる?
気にしてへん?


「きょうび ホームレスのほうが もっとこぎれいやわ!」

脱げ!そんな格好で平気ででかけようとするな!
つか気にしろ!

Gパンなら他にもあるし こましなチノパンもあるというに。
多分 自転車でひっかけたか何かしたんだろう。
しかし無頓着にもほどってものがある。

もうこんなズボン捨てる!と鼻から煙を出すわたし。
哀願する男。
「やだ!やだ!俺 これ好きなんだよ!
履き替えるから、あとで縫ってよ!捨てちゃいやだよーーー」


わたしはかけつぎ屋か。


まったくこやつの感覚がわからん。
ぶつぶついいながら裂けたズボンを修理する私であった。


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