目口覚書
■目口覚書■
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2002年03月19日(火) 天晴れ花婿 あっぱっぱ花嫁

行ってきましたぜ。花花な写真撮影。

花嫁衣装は
白無垢で綿帽子と角隠し。
色内掛け。
ウエディングドレスベールつきとベールなし。

人様にお化粧していただいたり
浮かれた香港人のようにポーズつけて撮るのも初めての経験。

司会を生業にしていた頃は、宣材としてプロフィール用の写真撮りを
したことはあったが、こんなにヘアもメイクもしてないし。

予めこっちから用意していく物があって ダンナさんの足袋なんて
買いに行く時間ないから出張先の名古屋で 新幹線改札前にあった
高島屋で急いで買ったというのに もってくの忘れたり。

高島田のカツラかぶった瞬間、想像どおりのすごい女が鏡の前にいて
そりゃもう笑いをこらえるのに 何度頬の裏側の肉を歯で噛んだ事か。

ドレス着用前に自前のウエストニッパーつけたはいいが 久しぶりなんで
上下逆さまにつけたり、ニッパーのお陰で ウエスト10年ぶりくらいに
くびれたはいいが、その肉が全部上や後ろに逃げて
ドレスのファスナー 上まであがんないし。

ダンナさんは生まれて初めて礼装用のエナメルぴっかぴかおリボン仕様の
ヒールつき靴を履かされ、まっ平らなところでこけて足首くじくし。

もうお祭りマンボでした。


和装ではね、
色内掛けの時のヘアスタイルは カツラでなく地毛でアップにしてもらって
どうにか 文金高島田お化けから逃げることができてにっこり。

洋装もね、
わが体三頭身であることにはかわりなけれど
それはそれは嬉しそうな顔で笑っているのは
はじめてお姫様みたいな かんむりのっけてもらったり
社交界デビューの後家みたいに夜会巻きしてもらったりで
嬉しかったの。

今回お願いしたのは
マンションの一室をスタジオにして
若い女性がやってるブライダル会社なんだけど
ヘアメイクしてくれた人も カメラマンも
おされな感性だったので よかった。

遠い昔、19歳の正月に地元の海神社の写真室で撮った
悲しいまでにブスなお見合い写真ちっくの思い出から
どうにか惜別の口笛をふけそうだ。

デジカメで撮ったスナップを
帰りの電車で何度も何度も眺めてニマついてしまいました。

ダンナさんは くじいた足首が痛いとか 着慣れない着物で疲れたとか
文句いってましたが そもそも写真撮ろうと言い出したのはあなたで
お陰できっとどちらの母親も喜ぶ写真を残すことができましたよん。

ありがとね。
もうすぐ結婚一周年だお。




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