目口覚書
■目口覚書■
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2001年08月06日(月) 生命の神秘

こっちに引っ越してから 見たことない虫が畳の上を歩いていた。

「こんちわ」

カブトムシを全長2mmくらいに圧縮したようなやつ。もしかしたらレアな生物?!
オークションで高く売れる?!ちょっとかわいい。

しばらくして、この真夏の真昼間、「ミニ蛾」が飛ぶようになった。
ハエでなく、蚊でなく、おくゆかしいサイズの「蛾」7mmくらい。
7mぢゃないよ?それだったらモスラだし。

うーん。なんでこんな虫がおるんやろ?
生態をじっと観察してみる。
「どっちがたくさん捕まえるか競争」を夫婦でやってみる。
日々楽しみを見つけようと。
なんて前向き。


今日、スーパーの米売り場を歩いていると、コーナーに米以外の物体が販売
されていた。
商品名「在宅菌務」
米びつ用防虫・防カビ剤。そこにお米の害虫の写真が2枚
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マイクロカブトムシと思ったのは「こくぞうむし」
ミニモスラと思ったのは「ノシメマダラメイガ」
ねらったかのような まさにその2種類が
写真となってパッケージ化されておるではないか。

ふげっ ふげっ ふげっ
開けましたよ。米びつのふた。
いやぁ 命の神秘ですね。
米粒に癒着するように 孵化したさなぎの抜け殻。
無事成虫にあいなったシノメマダラさんたちの華麗な羽ばたき。
ふたの裏には・・・

もうやめましょう。
米即撤収。
米びつ即風呂場。

もしかしたら わたしたちの口から、グリーンマイルのコフィーのように
無数の虫が旅立つ日もそう遠くないかもしれません。(泣き伏す)
こくぞうむしを「かわいい」だなんて、あたしゃファーブルか。

この年になって、あらたに知ること多すぎ。


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