Simple Song
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2001年11月29日(木) 微笑みながら‥



乾いた目で。

恋人を思う。

凄く凄く透明で純粋で真っ白で真っ直ぐで。

そんな瞬間を、昔は感情として持つ事が出来たけれども



今は無理。



「今、ともは誰かに恋してると確信している」



と、誰かに言われましたが



誰にも「恋」しておりません。


そこにあるのは「恋」という感情ではありません。


私と、その人がいっしょにいるのは

「淋しい」という感情の上に成り立っているのです。

淋しさから始まり、
猛烈なスピードで時間も空間もを埋めてしまった今を
私は思いました。


この関係は終わりがとても早いのではないかと。


始まりの瞬間に、そう覚悟したんですよ。



例え、「大切にするよ」と言われても。


未来など解らないと。


そう、やや醒め気味の渇いた目で、本当は見ているんです。


もう「スキです」と嘘をつれたくないだけなんです。


見抜けぬ、自分自身の甘さを否定しているだけなんですよ。


本当に、好きになってくれたかもしれない人を
そんな目で見るだなんて。


最低な女ですよね。









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