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乾いた目で。 恋人を思う。 凄く凄く透明で純粋で真っ白で真っ直ぐで。 そんな瞬間を、昔は感情として持つ事が出来たけれども 今は無理。 「今、ともは誰かに恋してると確信している」 と、誰かに言われましたが 誰にも「恋」しておりません。 そこにあるのは「恋」という感情ではありません。 私と、その人がいっしょにいるのは 「淋しい」という感情の上に成り立っているのです。 淋しさから始まり、 猛烈なスピードで時間も空間もを埋めてしまった今を 私は思いました。 この関係は終わりがとても早いのではないかと。 始まりの瞬間に、そう覚悟したんですよ。 例え、「大切にするよ」と言われても。 未来など解らないと。 そう、やや醒め気味の渇いた目で、本当は見ているんです。 もう「スキです」と嘘をつれたくないだけなんです。 見抜けぬ、自分自身の甘さを否定しているだけなんですよ。 本当に、好きになってくれたかもしれない人を そんな目で見るだなんて。 最低な女ですよね。
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