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■ 人の痛みを知る・・・なんとなく、もう一度アップしちゃいます。
前の日記見ていてね。
急に、これをもう一度上げたくなった・・・
なんとなくだけど、もう一度考えてみたくなったりして。
ちょっと長いんだけど、
見てください。
じゃ、これからです。
人の痛みを知る・・・
差別などを語るときに
僕も何度かBBSなどで、
書いています。
で、ちょっと思ったのですが・・・
本当に人の痛みなんか、わかりますか?
わかってるつもりになってるだけじゃない?
人のことなんかわからないでしょ。
せいぜい、自分だったら
こうされたら嫌だと、
思うことをしない・・・。
その程度じゃない?
でもそれは、本人がそう思ってるだけで、
相手は、そんなこと1つも思ってないかもしれないしね。
実際に人の痛みをわかろうと思っても
それは、空想の上でしかないよね。
人の痛みを知るって言葉は、
とても立派なこと言ってるようだけど・・・
その人を見下していることにならないかな?
だって本当に同等なら、
そんなこと思う必要もないわけで。
個人が、解決すればいいことなんだよね・・・きっと。
だからこの言葉にちょっと違和感を覚えたんだよね。
僕がいままで言って来た事、
全否定するようだけど・・・
どっかでやっぱり
同情する気持があったのかもしれないし・・・ね。
江戸幕府が、
「上見て暮らすな、下見て暮らせ」
っていったけど・・・
これは、ある意味人の本質かもしれない。
寂しいことだけどね。
僕がこんなことをここに書くって言うのは、
今まで僕を信じてきてくれた人を
裏切っているのかな。
もう来てくれないかもね。
でもね、このことは書いておきたかった。
僕という人間も、そんな気持になってることも
有るんじゃないかなって。
人って、どこかで自分より
弱いものを見て、安心する動物なのかな。
そうなりたくないって思うこと自体、
もうなっているのかもしれないね。
寂しいことだけどさ。
それとね・・・
よく身体障害者の人にたいして、
われわれは健常者だから手を貸さないとね
なんていうでしょ?
デモだれが決めたのさ、
身体障害者と健常者って。
確かに不自由な面をもってるかもしれないけど
普通に暮らしてる一人の人間じゃないかなってね。
健常者といわれるほうからすれば、
それは普通のことではないのかもしれないけど、
身体障害者側とされてるほうからすれば、
それはごく普通のことなんだよきっと。
障害も含めて普通のことなんだよね。
だから彼らは自分のほうから、
健常者といわれる人たちに大声で
助けを求めてなんか無いと思うんだ。
健常者と思っているほうが
勝手に思っているだけじゃ無いのかなあ・・・
なんて思ったりする。
そこをきちんとわかってないと、
ただの偽善になっちゃうのじゃないかな?
って思ったんですがね。
変ですか、この気持って。
でもね、やっぱり違和感を
感じちゃったんですよね。
僕の個人的な思いなんですけど。
僕という人間、どう思いますか?
嫌なやつですかね。
それともう1つ・・・
とは言うものの、
いまの社会全体の構図としては、
やらなくてはいけないことが
たくさん有ると思います。
人が人として、普通に暮らしていける
道路や、設備などをきちんと
整備していかなくてはと思います。
どんな形の障害があろうとも
普通に暮らしていける
社会作りをしていかなくては・・・
そう思うのです。
この日記の中でいいたかったこと・・・
あの言葉によって、
逆に人を傷つけちゃうことがあるんじゃないかなって
思ったわけで。
相手のこと理解する・・・
これは正論だと思う。
でも、やっぱり人のことって
わからないよ。
こちらが気遣って、言った言葉が、
その人を傷つける・・・・・
じゃあね、「どうしろって言うんだよ」
っていわれると僕にもわからない。
理解する・・・相手の立場にたって考える
同じ目線で見る・・・
どうもこれにも違和感がある。
どうして、イコールじゃないといけないの?
人それぞれ考え方が違うんだからさ、
目線が違って当たり前じゃない?
この当たり前のことを、
わざわざ、イコールにしようとするところに
どうも違和感を感じるんだよね。
じゃ僕が、「君と同じ目線で考えるね」
なんていったりするよね。
でもそれは、僕の本当の意見じゃないかもしれないし
相手にとっては、大きなお世話かもしれないしさ。
目線が違うからこそ、本当の意味での
話ができるんじゃないかな?
争いの一番の原因って、
自分と違うものを同じにしようとするところから、
始まるんじゃないかと思んだよ。
違って当たり前のことを、
同じところで考えようとすること・・・
ここに、一番のひずみがあるんじゃないかと思う。
もしかしたら今書いてることって、
ちょっと、論点がずれてるかもしれないけどね。
でもそう思ったんだよね。
じゃいつまでたっても平行線じゃないか?
そう思う人もいると思う。
でも、なぜ交わらなきゃいけないのかな?
交わらない部分があってもいいじゃない?
それを同じにしようとするから、
争いになるんじゃないかなあ?
最初から、違うもんだよねって思ってれば、
そうならないのじゃないかな?
それでいいと思うんだよね、僕は。
昨日までのことは、
このことがいいたかったわけで。
だから、今までぼくがいってきたことを
全否定することになるんじゃないかって、
思ったんですよね。
でも今まで書いてきたことも、
僕自身の考えだし
これもぼくの中にあるものなんですよね。
人って弱い生き物だから、
弱ってるときには、
やさしい言葉をかけてほしいこともある。
理解してほしいときもある。
でもそれは、自分がそう思ったときに
たまたまそういう出会いがあればいいというだけで、
いつも気にかけてほしいわけじゃないんだよね。
同じ目線で見てもらおうなんて思わないよって
いう時だってあると思うしね。
ちょっと使えなくなったね、この言葉。
2003年12月11日(木)
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