お気楽★DIARY
自由気ままでお気楽な管理人の
・・・喜怒哀楽日記デス。


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2004年07月04日(日)  結婚式

この日は会社の後輩でもあり、友人でもあるYちゃんの結婚式。
東京の『明治記念館』というなんともおごそかなところで。

前日から東京に泊まり込み、当日はホテルで着替えて荷物全部持って出かけた。
披露宴の前に式がある。式は『明治神宮』ひゃー。

最寄の駅までタクシーで乗り付けていわゆる明治神宮の入り口で降りた。
ゴロゴロとキャスターをひいて………歩けない。
砂利道はなんとも歩きにくい。
ふと後ろを向くと私が歩いてきたところにキャスターのワダチが…。

あっつい中をゴロゴロできず、重い荷物を抱えて約20分歩いた歩いた。

ようやく到着し、式までの時間をつぶした。
わらわらと到着する面々。
懐かしい人、いつもの人。

いよいよ式…。
控え室から式が行なわれる“神楽殿”まで行列をつくって静々…と進む。
明治神宮は観光客が多い。外人も多い。
気がつくとあちこちで写真やらビデオやらで撮られている。
すごいや。
超おごそかな式が執り行われた。

その後、明治記念館へ移動。
入り口やロビーはごくごく普通なのに庭がスゴイ。
庭に出てみたら純和風の建物があって…なんだかスゴイ。
「スゴイスゴイ」って言っているうちに会場へ入ることになった。

な、なんとそのスゴイ“純和風”のところだった。
なんでも明治天皇がなんかやりはったところで
とても歴史深い由緒あるところだそうな。

「スゴイスゴイ」って言うてるヒマはなかった。
そう、私はスピーチを…しかも新婦側の“トリ”だった。

新婦は白無垢。めちゃめちゃかわいい。
お仲人さんの挨拶があって、鏡割りがあって、主賓の挨拶。
主賓は私の元部長、そしてそのあと、私の同期が元上司として、
そしてその次、友達がフラメンコを踊り、そのあとが私だった。
部長も同期もめちゃめちゃ緊張していて、それが私にも移ってくる。
「やめてー。緊張する〜。」
すると部長が「ほれ、飲んどこか。」と
ワインを頼みだした。
もちろん、飲んだ…(をい)

新郎新婦お色直しに退場し、戻ってくるまで歓談。
そして今朝の明治神宮での式のビデオを放映。

でも私たちは緊張していて…心ココにあらず…だった。
その時同期がポツリと言った。
彼の名前は“セイ”と言う。
「結婚式でこの時“夫〇〇、妻〇〇”って言うやろ?
 オレな、“夫セイ…オットセイ”やってんで。」

…もうぶっ飛んだ。大笑いした。
「オットセイ?オットセイ?」
おかげで緊張が吹っ飛んだ(ヤッターっ!!!)

新郎新婦白いドレスとタキシード…庭から登場。
もうなんか、映画のワンシーンのようで…涙が出た。

オットセイ…いや、同期がスピーチを終え、
友人のフラメンコが終わった。
もちろん、新郎側・新婦側…と順番だから
次の次が私だった。

だけどあーんなに緊張していたのに“オットセイ”のおかげで
緊張なんてどこへやら…割りと落ち着いて、スラスラ話せた。
最初に考えていたことなんて完全に無視してしゃべった。
部長も同期も“新婦はよく飲む”と言ったので、それに拍車をかけといた。

それから、新婦から両親への手紙…。
そしてお開きとなった。

豪華すぎることもなく、シンプルでいて、それでいて厳かで
とてもあたたかく心に残る結婚式だった。

何よりも新婦がとても楽しんでいるようで…それがとても印象的だった。

あー、終わった〜。
ホッとしたら、酔いがまわってきた…。


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春吉

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