潔 ノ 森

2005年09月27日(火)

本日の毎日新聞夕刊に、24日のイベントの記事が載っていました。
以下、抜粋したものです。



ソウルで日本のお祭り   小倉 紀蔵(韓国哲学者)

 信じられない光景を見た。歴史上、初めてのことだ。
 九月二十四日、韓国にて。
 ねぶたの風神がソウルの夜をあかあかと照らし、ゆかたを着た日韓の若者が一緒になって飛び跳ね、踊る。日本の笛太鼓の音がソウルの真ん中に鳴り響き、大勢の韓国人が体を揺すっている。
 この日、ソウルで「日韓交流おまつり」が開催されたのだ。
 今年は日韓国交正常化四十周年。それを記念した「日韓友情年2005」の目玉行事のひとつだ。
(中略)
 そしてクライマックスはねぶた。その本物の迫力に、韓国人は驚嘆したかのような歓声を上げる。
 ここがソウルだなんて、信じられない。植民地支配された記憶から、日本の着物や履物、三味線などの歌舞音曲に嫌悪感を持つ人が多い。
 でもこの日は、日本の祭を心からたのしみ、感動している韓国人がいた。その数なんと五万人(主催者発表)。
 領土問題や歴史問題はあるけれど、でも隣国と仲良くしたい、心をひとつにしたい。その思いを実現させた「和合の祭り」だ。そう、韓国のマスコミも大きく報道した。
 ストリートをねぶたが通る。その後ろに、たくさんの韓国人がついて歩いて離れない。日本の踊りの仕方はわからないけど、一緒に盛り上がりたい。そう、韓国人の顔に書いてある。祭りは心をひとつにするから。


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