ヘチマの収穫(たわし用)、ヘチマ水の採取(化粧水用)、蔓の除去。覚書(安達瞳子 著 椿しらべ より) 香りの時代から消臭・除臭・抑臭へと移って久しい。日本人の暮らしが清潔になったことは喜ばしいけれど、一皮むけば人間も生き物。動物としてのにおいを発散させずに生きて行くことはできない。それを限りなく排除しようとする潔癖性は、生きること、その生活や自身の存在をも否定することになりはしないだろうか。