日記でもなく、手紙でもなく
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2002年07月12日(金) ホテル・エクレール博多

 昨日の深夜、気になっていた台風6号は千葉を通過し、今日は何もなかったような雰囲気の空。次の台風が日本付近に来るまでには、少し時間がかかりそうで、まさに、台風の間隙を突いて飛行機に乗るような感じだ。

 仕事をなんとか片付けて、早めに羽田に着く。安売りチケットなので、当日カウンターで引き換えということになっていた。
 カウンターに着くと、既に搭乗手続きは終わっていて、座席は<14−J>とタイプされている。14といえば、比較的前のほうの席。

 20時過ぎの便なので、福岡空港に着くと22時になってしまい、少し早めの夕食を中華料理の店でとっておく。
 それでも、実際の出発までに40分近く時間が余ることになった。

 早めに手荷物検査をしておこうかとも思ったが、ふとポケットの中のお札を見たら、大きい金額の紙幣しかない。千円紙幣が1〜2枚ないと、いざというときに困るので、お土産のお菓子でも買っておこうかと近くの売店を見ると、これっというものはないが、クローバーのチョコレート・ケーキやチーズ・ケーキを売っている、(まさに)コーナーがあった。
 チーズ・ケーキはいつまでもつか尋ねてみると、15日までというので、これなら十分と思いそれを買っておく。

 ふと気がつくと、そこのコーナーのガラスケース上に、広島行きチケットが置き忘れられている。今ごろ、その本人は大騒ぎしているのではないか、というと、店のオヤジは、「何、気がついてすぐ取りに来ますよ。」と。
 本人は、どこに置き忘れたか、すぐ気がつけばよいのだが。

  ***

 福岡空港から、地下鉄で中洲川端まで。
 道を挟んでホテル・オークラの真向かいにあるホテルなので、オークラの表示を探しながら進むが、ほとんどビル内の店がしまっていて、外へ出るまでに少し時間がかかる。

 やはり九州は暑い。1年前に来た時の夜の雰囲気と似ていて、少し蒸し暑い。

 エクレール博多の部屋は、5Fの角部屋。5Fに着いて、エレベーターから外に出ると、廊下の照明がともるようになっている。角部屋だということは悪くはないが、部屋のキーは、苦手なカード・キー。
 5回ほど入れたり出したりして、緑色のOK表示が点灯して、ほっとする。途中で、鍵を開けるのに手間取っていて、照明が消えてしまった時には少し焦る。

 部屋はシングルなら普通かこころもち広く感じるつくり。窓は残念ながら開かない構造になっている。
 エアコンは、25度に設定すると少し涼しすぎるし、26度にするとどういうわけか暑く感じる。参ったと思いながら、バスルームを換気状態にしてドアを開けて眠ることにする。
 


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