日記でもなく、手紙でもなく
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| 2001年12月07日(金) |
年末、心寒い風も吹く |
冬の晴れ間、という感じの日。空気はやや冷たい。 銀座通りは、12月の初めから、街灯の部分に国旗が掲げられているし、みゆき通りのほうは11月末くらいから2002という数字が点灯した旗が下がっている。 夕方から夜にかけてこの通りをあるくと、なかなかきれいに見えるし、気分的に、少しでも明るくしようとしているような雰囲気が感じられないこともない。
ただし、見る人の目によっては、むしろ空虚に映るかもしれない。 ゼネコンの青木建設の倒産に関連して、WBSを見ていたら、構造改革が一歩進んだことになる、というような話が出てきていた。 要はそのような負債の多い企業の手形が落ちなくなって、会社更生法や民事再生法を申請するような事態がどんどん増えると、日本の経済が評価される、という仕組みになっているらしい。
なかなか空虚な感じがしないでもないのだが、これこそまさにバブルのツケを今払わされていることなのだろう。
今年の年末、さほど冷たい風が吹きまくる日はまだないが、ココロに冷たい風が吹きすさぶ人が、まだこれから増えそうな気もする。
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