兼松孝行の日々つれづれ

2026年08月11日(火) こまつ座「頭痛肩こり樋口一葉」(東京旅行千秋楽)

東京二日目の最初は四谷消防署併設の消防博物館。
赤い世界(笑)
東京消防庁の博物館。
地元にはここまでしっかりしてるのはないなぁ。
江戸時代の火災の鎮圧は周辺の建物をぶっ壊して延焼を防ぐ。
明治大正期の蒸気ポンプは水が出せるようになるまでに20分かかる。
今ではルンバみたいなやつが火元まで行って消火してくれる。
いろいろと味わい深いなぁ。
しかし展望ロビーが近所迷惑だからとブラインドを閉めてるのは立地がなせる技なのか💦

続いて歩いていける距離に新宿博物館があったのでそちらで新宿区のお勉強。
甲州街道の宿場町であったところから演劇や文学をはじめとしたエンターテイメント文化の発信地になっていた経緯が展示されていて、そうなったことは結果論ではあるのだけど、自治体がそれを勧めたわけではなくて、みたいな感じの展示になっていたから、まぁそりゃそうだよなぁって感じた、

そしてこの旅最後の目的地紀伊國屋サザンシアター。
こまつ座「頭痛肩こり樋口一葉」
初めてちゃんと見る新劇の芝居。
そして出演者は女性6人。
明治時代の女性の生き方とそれに触発されて作品を紡いでいった樋口一葉の半生。
舞台がお部屋なのでみんな主に座った状態でのお芝居。
セリフのスピードやテンポは昨日見たそれと大差はなけれどエネルギーの出し方が違う感じだなぁ。
客性を引っ張っていくというよりじっくり見てもらう作品作りなので、見る側のコンディションによるところが大きく、周囲の方々はこっくりこっくりと・・・
ただ若村麻由美さん演じる幽霊役が登場してから状況が一変したなぁ。
何度も擦られた芝居だけあって、色々洗練されてる。
そういえばこういう様式の芝居以前に経験してるよなぁって思って過去の記憶を辿るとシアターウイークエンドに辿り着いた。
まぁルーツが同じなので同じ感じになるんだよなぁ。
日本の演劇のトップランナーとして頑張ってきた作品なので色々と味わい深い作品だったなぁ。
そういえば先日トランスに出てた岡本玲さんの芝居がこの環境だと新鮮に感じられたなぁ。

この二日間歩き回って疲れはしたけれど、行った先だけじゃなくて、建物一つ一つが気合の入った建築物で構成されている東京の街自体やそこで生活しているたくさんの人にいろんな刺激を受けて、なかなかいい旅になった。
とくにこのお盆休みの時期にビジネスマンのいない東京は新鮮だったなぁ。


 < 過去  INDEX  未来 >


兼松孝行 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加