カラジ風味

2004年12月05日(日) 先輩

昨日は季節はずれの熱低のせいで蒸し暑く雨で鬱陶しい一日だった。
全国的には今日も荒れた一日だったようだ さいわいここはいい日曜だった
シロも縁側など探索爪などといでいる。うちでの生活も一月を越した。近所のネコと出くわしてはにらみ合い逃げ帰る日々のようだ めげずに出かける所は見習いたい所だ。鶏小屋レンギョの木の下で天を見てじっとしている時はスズメが気になっているようだ。ウサギ小屋の周りも駆け回っていたのだが数日前初めてウサギの存在を知ったのだろう 小屋の前でじっとしていた。今日のシロはというとボイラー制覇といったところだ。 裏に石油薪兼用の古いボイラーがある。径五十センチ高さ一メートル八十といった所、魔法瓶のように断熱されていて縦に数本温水のパイプが走っている。天辺が平らな面になっていて時たまネコがそこで丸くなっている 温かくていいのだろう 最初に乗った奴はエライと思う。定期的に「ゴオー」とけたたましい音を出すし表面はツルツルパイプは熱いときている。シロはボイラー小屋の外側からひょいと窓にジャンプ迷わずそこに飛び移ったのである。カレは匂いでもって先輩と情報を共有しているようだ。僕は大変感心した。昼過ぎまた驚かされる。ウサギ小屋の中に彼はいるのだ「オイ、シロ出なさい、だめだぞ」棒切れで追い立て頭に拳固を見舞う。初めての事に彼はとまどいしばらくふてくされていた。僕は気づいた半年あまりも子ウサギが生まれないのは先輩の存在があったからだと。シロは五センチ足らずの餌の取り入れ口から侵入したようだ、僕はそこをより小さくした。機嫌を直してもらおうと思いネコ缶を奮発。膝も提供した。                                                                                                         


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