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『City of God』

リオデジャネイロのスラムを舞台に、強盗とか殺人とか麻薬とか、そういうことが日常の環境で育って行くこどもたちを描いた話。それぞれになにがしかの夢を抱いているけれど、よほどの強い意志がなければ閉じ込められた世界で生きていくしか選択権がないというのは悲しい。まさしく悪循環。Based on the true storyとはいえ、ブラジル政府や社会を強く批判するというタイプの映画ではない。そういうのはおまけのほうにさりげなく。

映画はガリンニャアサード にされる寸前に鶏が逃走するシーンから始まる。その鶏の表情が豊かで、なんか笑っちゃった。暗くなりがちな題材でありながら、そういう類いのセンスオブヒューモアが映画をヴィヴィドに仕立てあげている、っていう感じ。かなりオススメ。

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あるヒトからあるモノをいただいた。ちょっと嫌みでも言いたくなるような品物だったので、かなり遠回しに言ってみたら、とんちんかんな答えが返ってきた。まあ、元々深い意味があったわけでもなさそうだし、しょうがないね。

そんなわけで、今年も半分終了。まだ半分あるから気をひきしめて望みたい。

2004年06月30日(水)
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