|
|
■■■
■■
■ 『The Pianist』/白衣の天使
『The Pianist』
戦争は醜い。本来尊くあるべき人間の命は、それこそ、虫けらのように殺され、ゴミ屑のように捨てられる。生きるか死ぬかは運まかせで、生きる望みを与えられた者はそれにすがりつくしかない。主人公のヒト、ピアノ弾きじゃなかったら、とっくの昔に死んでたのかも知れないな、って思えるからか、かくまってもらったアパートの一室で、鍵盤に手をかざしてピアノを弾く(マネをする)シーン、彼がドイツ将校の前でピアノを弾くシーンはぐっとくる。
おまけで、ポランスキーが、自分の体験とか映画の製作にまつわるエピソードを熱く語っていたけど、それにしても彼、若いなぁー。
◆◇◆
夜道を歩いてて、遭遇したヒトタチ。
無視して通り過ぎるのも失礼な気がしたから、記念写真を一枚。「その写真は将来のために取っておきなさいよ」って言われた。「あ、もしかして、高く売れるかもしれないから?」って聞いたら、「せ、さ」だって。第二のDivine@Pink Flamingoを目指しているのかも。(って知りませんよね、そんなの)
家の中には、他にもそういう類いのモノがごろごろしているけど、そういうのを見ていると、定期的に整理整頓して、いらなくなったモノはいさぎよく捨てるべきだなぁーって思う。いや、捨てるのもなんだから、そのうち、ガレージセールでもしてみるか。
◆◇◆
そういえば私の人生観であるらしい『以心伝心』。
そうね、言葉でアレコレ説明しなくても心で通いあう、そういうヒトたちに囲まれた人生を送りたいモノだ。実際は「ひとこと多い」とか「はっきりモノ言いすぎ」とか、そういうイメージを与えるような行動が多い自分がこんあことを言うのもアレだけど。
◆◇◆
本来の意味は『言葉では表しきれない微妙なことは心で伝える』。でも、こっちは心で伝えてるつもりが、相手がこちらの心を読めない場合には、はっきりモノを言わなければいけないこともある。
ところが、なにしろ言葉では表せないような感情だ。言葉が足りなければ、誤解されてもしょうがない。かといって、くどくど説明すると、自分の心とは違うところへ行ってしまうような気になるものだ。めんどくさい。
つまりは、心で伝えられなくなったヒトとは縁がなかったんだ、と、あきらめる方がてっとり早いのかも知れないなぁー、とか。
2003年08月15日(金)
|
|
|