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 Lago Titicaca

ティティカカ湖の島々をめぐる一泊二日のツアーに参加。

ブッフェの朝食をたらふく平らげ、トラベルエージェントのおじさんが迎えに来てくれるのを待つ。

船に乗る前に、ホームステイ先へのおみやげにとパスタとオーツを購入。あと、なんでも電気は一日に2時間だけということなので、ろうそくも。

私の参加するツアーのグループは、イスラエル人4人、スペイン人2人、フランス人3人、オーストラリア人3人、カナダ人2人、イギリス人2人、そして私、と、総勢17人。実にインターナショナルな顔ぶれだ。

●Islas Los Uros


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トトラと呼ばれる植物からなる浮島。大きな島にはトタンの屋根のあるモダンなお家もいっぱい建っていて、ホントに浮島なのか?と思えてくる。なんとソーラパワーの電力を使用していて、テレビやラジオの普及も進んでるとか。


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もいた。

観光客向けのおみやげには、たぶんボリビアあたりで大量生産されたであろうモノもたくさん混じっている。需要があるからなのだろうけど、安ければよいというモノでもなさそうな。。。

●Isla Amantani

ウロスからボートで3時間ほど。島には8つの集落があって4000人ほどのヒトが住んでいる。基本的に一つの家庭に二人ということで、私はフランス人のキャシーと一緒に、ホームステイすることに。

アドベの家は思っていたよりも普通の家だし、部屋にはちゃんとベッドもあるし、ガイドブックには「寝袋を持参するように」と書いてあったけど、ブランケットもたっぷり用意されていた。(あとで気が付いたのだけど、私のベッドの下にはトカラで編んだマットレスがひいてあったから、キャシーのベッドより快適だったもよう)

トイレは裏庭。便器もある。シャワーもあるけど、水のみだから、夜はちょっと無理。夕方2時間だけとはいえ、電気だってあるし。

別棟になってるキッチンでランチ。なんとなく日本の雑炊のような感じのインカ米のスープとゆでたじゃがいもと『オカ』と呼ばれるパシフィックではヤムと呼ばれているいも。おいしい。

ランチの後は島で一番高い山へ登ることになっているけど、村には自動車がない、それ以前に車が通れるような広い道がない。つまり、あんな遠いところまで歩くの?とかなり不安だったけど、歩いてみると思ったよりもずーっと近かった。とはいえ、1時間くらいは歩いたけど。


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美しいサンセットを堪能した後、また一度家に戻り、晩ご飯。スープとゆでた野菜と卵、ムーニャと呼ばれる、ミントとユーカリのような清涼感のあるお茶。おいしい。

ご飯が済むと、民族衣装に着替えて、ホームステイ先の人たちと一緒に近所の集会場へ。なんとダンスパーティだ♪

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ところで、この民族衣装、実はずっしり重くて、着膨れ度が150%ほどアップするうえ、暑い。で、地元の人のダンスっていうのが、ステップがうんぬんというのではなくて、なにかあるごとにサークルになって走り回るっていうタイプだから、薄い空気に慣れてない外国人には結構ハードだったりするのだ。

そんなわけで、汗をかいたら、外へでて、満天の星空を眺めながら休憩。アレほどくっきりとしたミルキィーウエイを見るのはいったいどのくらいぶりだろう。サザンクロスが控えめに輝いていた。ホームステイ先のおじさんから「ダンスが上手だねぇー」っておほめをいただいた。うしうし。

ところで、ちょっと前にまちゅぴちゅ行きの電車で横になったフランス人のおばさんも、このツアーに参加したとかで、「ホントに貧しい村だから、複雑な気持ちになったわ」って言っていたけど、私には村のヒトたちが貧しいとは思えない。アドベの家は小さいが快適そうだし、どの家にも家族をまかなっていく分のじゃがいもや麦を栽培できる畑がある。たしかに食べていくだけでせいいっぱい的ではあるけれど。ソレって貧しいのかな?

たとえば、ホームステイ先のおとうさんは、以前はPunoの町にでて、自転車をこいでいたらしいけど、安らぎを求めてこの島にもどってきたと言っていた。ただ、十代のむすめさんが二人いるのだけど、彼女たちの将来に関しては不安を感じているらしい。

2003年06月29日(日)
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