東行庵の軒下で

2001年12月08日(土) Grint Beat Tour小倉(ネタバレあり)

コンサートに遅刻せずに参加したのは、久しぶりだった。
メンバーが出てきて、初めに確認するのはどこ?

高見沢さんの衣装と髪型。

だって、楽しみじゃない?自分の想像を越えた「派手」!

30代の頃は、綺麗とか、王子様とか言われることに対して、拒否の反応を示していたと思う。男が綺麗だなんて、女々しいとか、彼の考えの中にもあったと思う。

そんな彼が、何故、今、バラをまとっているのか?
王子でもいい!!って言えるのか?

ミュージシャンとしての自信というか、基盤がしっかりしてるなら何をしても
「平気」
ということに気がついたらしい。



しかし、何だか様子が変だった。
自分でも「怒ってるんだからナッ!!」といってたとうり、MCもそこそこに曲をはじめたり。

ステージ=仕事

プライベートを仕事に持ち込まない、ってのがプロなんだろう。
「高見沢さん、怒ってたね〜何かあったのかね〜」といわれるようじゃダメだって。それは本人が良くわかってるよ。

怒ったままでもステージをこなせるのは、桜井さんや坂崎さんが一緒だからだと思う。二人がうまい具合にカバーしてるから。
「一人だったら、ステージに立っているとは思えない。」
っていう、高見沢さんの過去の発言がふと思い出された。

お互いにそれを認めているから、28年もやってこれたんだとおもうよ。

お互いを必要としてることも・・・なんだか夫婦みたい(笑)



怒っている高見沢さんを、二人は楽しんでいたような気がしたからね〜。


桜井さんといえば、アンコールで自慢の歌唱力を活かして、イロイロな曲を披露してくれるんだけれど、敏いとう・ハッピー&ブルー、プレスリー、ジュリー、パバロッティー、ときて、今回はフレディーマーキュリー。
桜井さんぐらいでしょ?歌いこなせるのって。彼より上手く歌える人、ワタシは今のところ知りません。

ちょっと、というかかなり自慢なのです。自分の中でね。

坂崎さんのファンじゃなかったのかって?
彼のよさは、ここでいちいち書かずとも、にじみ出てるでしょ?これ以上、ライバル増やしたくないから、彼のことは書きませ〜ん!!
(ワタシの胸に静かにしまい込んでいるのよ〜)


いつもツアーやってる、ステージに3人が居る、というのが当たり前だと思っていたけど、それってとても素敵なことなんだって、改めて思ったのさ。

これから先も。

怒りを忘れない、情熱。愛より大きな、愛情。無くしてしまわないように・・・




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