鳥栖の小学校の体育館にあったピアノを、特攻隊員の2人が弾いた。ベートーベンの月光ソナタ。音楽の道を志していた人、家の後を継ぐはずだった人。派手ではないけど、それぞれの人生があったはず。争いは、自分の心の中でもう一人の自分(怠けたい、遊びたい、ラクしたい・・・自分)に対して起こすもの。隊員たちが弾いたピアノと同じ型のピアノが、鹿児島県の知覧特攻基地・平和会館に展示されている。終戦記念日。一年に一度くらい「戦争」について考えるべきじゃない?