私という人間
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氷水をこぼした 誰も文句は言わない 大丈夫だよの言葉で幕を閉じる
トマトジュースをこぼした みな立ち上がり 必死にそれを落とそうとする
透明な存在で居られれば 誰にも何も言われずに済む
時に冷たく 肌を撫でても それは彼等にとって たった一時の 潤いを欲しがる私のように 笑顔で許してくれるモノ
私は透明になりたい 誰の心も乱したくない
ずっと笑って居て欲しい
私の中の血が蠢く 体から排除しようと 幾度も動く 出す
私は透明になれない透明 誰からか気付いて欲しい透明
寂しいから 悲しいから かわいそうだねって言われたい それが誰かの心を刺す それが私の傷を指す あんなモノちっぽけだと・・・
私は何もない ただの透明 私は傷つくのが恐いただの透明 傷つくのが恐くて透明になった
誰からも気付かれないのが寂しくて 色を着け始めた 色を着けた私を誰かが指す あんな詰まらないモノだと・・・
優しく見守る人が幾つ 消えかけた色を また着ける 寂しくは無いよ と色を着ける
私は透明 ただの透明 消え失せてもただの透明
私の中に赤い血が流れる それを幾度も流す 透明になれと祈りながら 透明の血を流しながら 真っ赤に染まる タオルに包まれ 私は透明だと 呟き続ける
私
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