おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
そうでなくてはならぬ、などと誰が言ったのだ。
いや、たとえ誰が言おうと関係ない。 世界はそんなに狭くない。自らの内奥から湧き出る、かすかに感ずる衝動、あるいは感覚を、そのままを現さなくてはならぬ。世界は何事もないかのように受け入れるだろう。 頭のよい他人がのたまう言論に騙されてはならない。それはウソだ。己を無視し、そのようにしたところで誰も責任はとらない。ふらふらと、わけもわからずついていってしまった結果が現在なのだ。それいいならよろしかろう。 自分自身を信じなくて、何かを成しても意味はない。一歩も進んでいない。あらぬ方角を向いて足踏みをしていただけだ。外側のものは理解するだけでよい。テレビを止め、夜、静かに、己に潜む内奥の存在を感ずるのだ。
おおみち礼治
|MAIL
|