おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
お世話になった人が亡くなればショックだ。
それについて「自分は彼に匹敵するほど意味のあることができるのだろうか」とつぶやいている人がいたのだけれど、意味のあることってなんだろう? 仕事の話しだろうか? だとすると、極端かもしれないが、たとえば植物状態の人は無意味な人生だということになる。だって、仕事をすることができないんですからね。私はいい仕事をして意味のある人生を送ることができました、というのかもしれないが、それは、いい仕事が出来なかったら無意味な人生だと言っているに等しい。そうやってまた、○○でなくてはならないと不自由の元を作る。 仕事云々という狭い了見ではなく、どのようであれ、人として生まれてきた、すべての人に共通する理由があるはずだ。意味がある、というならそこなのではないか。
おおみち礼治
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