おおみち礼治のてくてく日記
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2010年02月05日(金) 人生の意味

 お世話になった人が亡くなればショックだ。
 それについて「自分は彼に匹敵するほど意味のあることができるのだろうか」とつぶやいている人がいたのだけれど、意味のあることってなんだろう?

 仕事の話しだろうか?

 だとすると、極端かもしれないが、たとえば植物状態の人は無意味な人生だということになる。だって、仕事をすることができないんですからね。私はいい仕事をして意味のある人生を送ることができました、というのかもしれないが、それは、いい仕事が出来なかったら無意味な人生だと言っているに等しい。そうやってまた、○○でなくてはならないと不自由の元を作る。

 仕事云々という狭い了見ではなく、どのようであれ、人として生まれてきた、すべての人に共通する理由があるはずだ。意味がある、というならそこなのではないか。


おおみち礼治 |MAIL

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