おおみち礼治のてくてく日記
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2008年06月06日(金) 選挙の後で、消費税上げますと言ってはならない

 それはそうかもしれませんけどねえ。

 選挙前と後で言っていることが違うのではもちろん困る。信用できるはずもない。だけど、政治なんて生ものであるから、いくら選挙前に上げませんと公約しても、後の情勢で、どうしても上げざるを得なくなることだってある。

 そのときに、いや、上げないと言ったから上げません、と強弁するのも変な話しだし、これまで通り(?)あのときはそう思いました、というだけで消費税アップとなっては、ますます困る。

 選挙に利用しているのがイヤだといっても、利用できると知っているからしているので、国民の側が、それは通用しませんよ、と理解しない限り、今後も同じようにするのは目に見えている。

 消費税に限らない。
 例えば、日本は戦争しません、と言っても、実際に攻め込まれたとき、同じことを言っていられるのか。自分の家に爆弾を落とされるのですよ、親兄弟、子供が殺されるかもしれないのですよ、というときに、されるがままでいいのか。

 いいんです、という人はいいんだけど、ホントかよ、と思う。

 言っていることが変わるのは仕方がない、という話しね。良いとか悪いではなく、仕方がない。

 どうして消費税アップが必要なのか、もしくは現状維持でいいのか、前言を翻すことになったというなら、国民に納得してもらえるようキチンと説明してもらえればいいかもしれないのだけど、そんなもの何とでも言うことができるのだから、もはや議員の良心と、それを信じる国民次第ということになる。

 そういう議員さんを国会に送り出している国民、もっというなら自分がまずあるのだから、国会議員が悪いというなら自分が悪いのだ。自分に出来ることは自分のことだけである。


おおみち礼治 |MAIL

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