おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
緊急地震速報があったときどうするか…というシミュレーションが、なにもできていない人に、突然「5秒前!」といっても、あたふたするだけだろうが、こういうシステムがあることを知って、平常時に考えて(備えて)おけば、とっさの行動ができるはず。
はずだが、たったの5秒、と思う人はできないかもしれない。だが、パッと動ける人には、命を左右する重要な情報になりうる。熟睡しているときなど、警報に気がつかないこともあるわけだけれども、だからいらないという話にはならない。 もうひとつは、必ずしも5秒前ではない、ということ。場合によっては10秒あるかもしれないし、3秒かもしれない。その数秒の間に何が出来るかは、自分次第であって、システムの責任ではない。もちろん、警報が早いに越したことはありません。 ちなみに、緊急地震速報と同じ原理で警報を鳴らすQuake Alarmというものがある。実際に置いてある名古屋の事務所では、今回の能登地震を感知して鳴ったそうだ。とっさに、使っていた火を止めて、机の下に隠れたら、ガタガタ揺れたという。 何をしていても、数秒の間に適切な行動ができる人もいればできない人もいる。名古屋の人はできたわけだが、できなかったとするなら、それはシステム云々以前に、まず「できなかった自分」があるのだ。仕方のないシチュエーションはあると思いますけどね。いざというとき、自分は動ける人なのかどうかが大事だと思います。
おおみち礼治
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