おおみち礼治のてくてく日記
DiaryINDEXpastwill


2004年04月07日(水) ●ネットショップ(その5)●落ち度?

●ネットショップ(その5)
 いやー、ぜんぜん売れませんねー。(笑)
 この間、申し込んだメールマガジンへの無料一括投稿だけど、受信数がシャレにならなくなってきたので、メアド自体を削除した。だって、1日2千通以上届くんだよ。前も書いたけど、内容は広告――楽して儲けようというようなサイドビジネス情報が圧倒的に多く、しかも最近流行のウイルス、Netskyがじゃんじゃん舞い込んでくるのだから、たまらない。さすがに、いいかげんにせーい! と思いましたよ。最初は、投稿内容が反映したら、そのメルマガを解除する、なんて真面目にやっていたんですけども。とても対応できません。
 宣伝したい人しか登録しないようなメルマガを発行し、独占広告なんていってお金を取っている。内容は、おそらく投稿をプログラムが自動的につなぎ合わせただけのもの。リソースの無駄使いだよなぁ。

 ヤフオクに出品してみました。これはどこかにまた書きたいと思うのだけど、みんなとにかく安いものに飛びつくんだよね。それと、売れる定番商品があるみたいだ。
 日本のサプリメントというのは、あくまで「食品」なので、法律の不備により、それってホントに「健康食品」といえるものなのか? と疑問に思う製品は山ほどある。
 消費者は、いいかげんな製品を見抜く力を付けた方がいいと思うのだが、分かってない人が圧倒的に多い(と思う)。安ければいいというものではない。だからといって、高ければいいわけでもない。製品の善し悪しは、価格だけでは判断できない。
 出品されている商品を見ていて驚くのは、定価の半額以下、下手をしたら10分の1くらいで「落札」されているものがあることだ。注目されるために1円で「出品」するのは分かるが、最低落札価格が設定されていなかったりする。消費者としては、これお得! と思うのかも知れないけれども、ちょっと待った、その商品の原価っていくらなんだろう?
 もらい物を、使わないので出品しますとか、赤字覚悟だとか、高く売れると分かっていてやっているならいいが、定価の10分の1で売れても利益が出るなら、原価はさらにそれ以下だということになる。安い原価の製品を安く売るならいいし、消費者もその程度のものと分かって購入している……かどうかは分からないが、ともかくそれ相応の価格なら何も言うまい。しかし、原価の10倍以上の定価をつけておいて、安く出品し、お得に見せるのは許せん。
 安物は安物でしかないのは確かだ。中には9割以上が添加物で、目的の有効成分は数パーセントしか含まれていないなんてものもある。知ってました?
 高い製品でも、有効成分は証明できるものか、含有量はどうか、原材料は安心できるものか、製法はどうか(有効成分を壊していないか)を確認できないものはやめた方がいいでしょう。食品といっても、有効成分が目当てなのですから、しっかりしたものを選んでください。

●落ち度?
 ひどい奴! と思われるだろうからハッキリ書かないけどね。
 ある施設を利用しようとして、ケガをしたり、最悪死んでしまった場合、その施設を管理している会社や、施設を作った会社が非難される。
 管理会社にとっては管理会社自身に落ち度があった。製作会社にとっては製作会社自身に落ち度があった。それは間違いない。だが、被害者にとっては管理会社と製作会社に落ち度があった……のだろうか?
 たまに、電車やファミレスなんかで、子どもが騒いで他の客に迷惑をかけているのに、親は知らん顔で、おしゃべりに夢中になっていたり、無視しているのを見かけることがある。
 そういうことじゃないんですかね。

 テレビに向かって吠えるだけでは何も進歩がないし、この出来事自体の意味も薄れる、と考えます。
 そうしていたらどうなるか? それでいいのかどうか? 常日頃、自分の身近な出来事におきかえてシミュレーション(理解)すべき。死んでからでは遅いのです。
 初めから問題を発生させないように生きるのがベストでしょうか。いまの人は都合の悪いことはすべて他人のせいにして争うのが当たり前みたくなってきているけど……それじゃ、人間はどんどん馬鹿になります。アメリカでは、木に穴を開けるようなドリルの注意書きに、「これで歯を磨かないでください」と書いてあるという。でも、そんなことする奴って明らかに馬鹿でしょ。ドリルが問題じゃない。なのに、注意書きがないと、ドリルを作った会社は賠償金を支払わなくてはならない。馬鹿の一人勝ち。そうであるなら、誰も物事を理解しなくなる。分かっていて訴えているのなら、それは「イヤらしい」というのだ。

 この間、飼い猫の前足を後ろから抱え上げて伸び伸びにしたら噛みつかれたのですけどね。(^^; 猫がいやがるような事をしたのだから、ゴメンね、と謝るのが本当。ところが、馬鹿は、何をするんだ! とさらにいやがることをする。
 自分が何をしているのか分からない。
 話しがずれてきましたが、本質的な話しとして、招いたのはすべて自分であって、誰かが問題なのではないと言いたかったわけです。
 でも、これからますます良くない傾向――自分は正しくて他者が悪いとする争い事が様々なレベルで起こり、何も解決しない、泥沼な世の中になっていくのでしょう。ニュースや身近な出来事からシミュレーションして、そういうものに巻き込まれない生き方をしていきたいものです。


おおみち礼治 |MAIL

My追加