おおみち礼治のてくてく日記
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2002年08月24日(土) 地球が壊れる……か?

 壊れない。
 変化するだけである。温暖化のことを、地球が危ないとか、壊れるという言い方をするけれども……地球にとって温暖化がどうだというのだろう? 極端な話し、地球環境の変化で人類が滅びたとして、それが地球にとって何なのだろう?
 困るのは地球そのものではなく人間である。もっというと、いちばん困るのは貧困層だ。二酸化炭素を多く排出している豊かな国の豊かな人間に、温暖化防止のために、ちょっとした――しかし面倒な、もしかすると今現在の快適性を損ないかねない「節約」をしましょうと呼びかけたところで、いったい何人が実行するだろう。
 もちろん、できることはしていけばいいのだが、それは「自分のため(自分が快適であるため)」の地球環境を保全する、のはずだ。地球のためとか何とか、聞こえはいいが中心のずれたことをいって何もしないのでは意味はない。ただ、自分のため、と理解すればいいのだ。
 明日から気温が摂氏45度になりますというわけではないのだから、人間はそれなりに対応していくはずだ。が、未来の地球環境より目の前の経済の方が大事、という政府もあるようで……あいかわらず、しょうがねえなぁ、と思うけど。


おおみち礼治 |MAIL

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