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おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
この前の日記を書き直してライティンに投稿してみた。
以下も、投稿するつもり。 学生らしい。池か湖か、とにかく水が張った地に真っ直ぐな道がある。両脇は水である。大理石かか何か分からないが、石畳が敷いてあり、木と藁(?)で作られた屋根が張ってある。その先にクラスの皆が集まっているのである。そのさらに向こう側には何かがあり、順番を待っているといった体である。友達が問うた。 「おれは卒業したら、○○をする。オマエは?」 答えられなかった。てきとうに返すには返したが、本心ではなかった。何をしてゆくのかなど、まるで分かっていなかった。 と、いう夢を見たのが16日。 17日は新月であった。目を覚ますと、まっすぐな雨が静かに地に降りそそいでいた。ぼんやりしつつ考えた。おれには何がある? 学校である。卒業式が終わり、てんでに帰ってゆく。下駄箱のどこに靴を置いたのか分からなくなってしまう。手の届かないほど高い下駄箱は所狭しと並べられ、何千足も納められるようだ。 探しに探すのだが、一向に見つからない。何度も、はだしで帰ろうかと考えるが諦めきれない。何十分も探し回ったあげく、はたして、ついに見つけるのである。しかも二足。 安心して学校を出ると、たいていの生徒は帰ってしまっていて人の姿はほとんどない。バス停に向かう。なぜか香取慎吾がいて、今度、発売になるVAIOのノートパソコンってどうよ? などと話をする。 17日に見た夢がこれである。香取慎吾はThinkPadではなかったか……などと細かいことはどうでもいいのだ。 夢とは利用することができる。 予知夢だとか、死んだ人間が現れてお告げを垂れたとか、そのような派手なことはいちどもない――いや、亡くなって数日後に、当のばあちゃんが夢にでてきたことはあるけれども、それはまた別のお話――が、私の場合は、現在の自分の状態が如実に現れる。 手持ちの夢辞典にはこうあった。 「靴:基礎固め。人生の岐路にあるあなたを守るもの。(中略)たくさんの靴をはくことは、たくさんの任務をはたすことです」 なるほど、一足目はすぐにわかった。もうひとつは、あれかこれかそれか……おそらくあれであろう。 夢とは――夢占いのように、なにそれがでてきたら大吉です。彼は密かにあなたのことを思っています。思い切ってアタックしてみませう……なんて結果を見て一喜一憂するのもよいのだが、それとは違うレベルで、たしかに意味を見いだすことができるもののようである。
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