|
おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
「また、よろしくお願いします。むふふふふ」などというので、来るものと思っていたのに彼女は来なかった。ある人がこういったから、というのが理由らしい。もう少し詳しく言うと、「ある人」がいう「それ」に参加する条件が整っていない、ということらしいんですけどね。「ある人」が、これ以上ないほどすごい人なのは知っているが、どうも、その方を自分の中心としてしまって――ちょっと、普通でないほど傾倒してしまって自分が失われているようだ。
いくらすごくても、しょせん他人――というか別個の人間だからね。完全に「ある人」と一致するという無理のある事柄が最優先事項になっていて、そのために自分の感覚まで無視してしまっているのではないか。別に宗教ではないけれども、盲信という言葉が思い浮かぶ。自分の感覚を使って、自分が生きてゆかなければダメだ。 自分を見つめるというのは、自分の体や精神をよく感じてあげるということだと思うのですけどね。大切なのは、その感覚に忠実であること。いくら尊敬しているか好きなのか知らないけれども、彼女は近づきすぎて自分を見失ってしまった。いちど自分の中から「ある人」を突き放して真に自分を取り戻さなくては危ない。 それにさ。 何をするにも、自分がそうしたいから、という理由より優先される理由がある人と付き合ってもうまくいかないと思うんだ……。
|