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2003年01月29日(水) 最近読んだマンガ〜1月〜

そういえば、不定期でこういう日記を書いてると思うんだけど
前回から新たに読んだマンガ。

まず、読みたい読みたい!ってずっと言ってた「Heaven?」(4巻)
最初ヤフオクで探そうとしてたんだけど、読みたいときが読み時だ!って思って
結局本屋さんで新品買っちゃったよ。1冊950円するので痛い。

とりあえず、今出てる4巻まで揃えてみた。
オビに「佐々木倫子は漫画のひとつのジャンルである!!」って書いてあるけど
まさにその通りだと思う。

登場人物が日常的なのにどこか非日常で
起こる出来事は常識からちょっとだけはみ出してる。
ちょっとだけ。

絶対起こらない!とは言い切れないから
日常からちょっとはみ出したストーリーをどんどん読んでいるうちに
なんだかそれが当たり前の事のように思えてくる。

そこがおもしろさの秘密なのかなぁ?
今までに「動物のお医者さん」「おたんこナース」と読んできたけど
今回の「Heaven?」もただただ感心するばかり。


それから、文庫版で出てたのでちょっと気になって買ってみた
「ゴースト・ラプソディー」(全2巻)
作者は「天才柳沢教授の〜」の山下和美。
なんとなく買った割にはこれ、大当たりでした。
説明してるとストーリーを全部書いちゃいそうなので
気になった方はタイトルで調べてみてください(笑)


そして、私の中で藤子作品といえば「ドラえもん」よりも熱いのが「パーマン」
ちょっと前に明け方まで起きてたら早朝TVでパーマンやってて
かなり見入ってしまいました。
大胆なようで繊細で…。
文庫版を読んでると、最近のマンガには無い何かを感じる事が出来ます。
余計な説明とかが一切無いのね。
コマをいくつか飛ばしながら読んでるような感覚だし
終わり方も結構「あれ?その先は・・・?」って思えるように突然終わったり。
慣れないうちは物足りなさを感じるんだけど、読み手が考えながら読む事ができる
マンガなんだなぁって。
ストーリーが全部用意されてて、登場人物の設定が細かくされてて
難しいストーリーなら登場人物の誰かがさりげなくナビゲートしている
それはドラマとか映画を見てるような感じのマンガで
そういうのもエンターテイメントとして作り手のこだわりがあって好きなんだけど
これは自分なりに考えながら読めるマンガだった。
単純が故に奥が深い。
4年くらい前にやっぱり文庫版でピーナッツ(スヌーピーの漫画ね)を読んでたんだけど
友達には「どこでわらっていいのかわからない」と言われてしまった。
別に笑えるだけが面白いマンガじゃないぞ!

それが笑えるとか笑えないの括りじゃなくて
なんとなく作り手のセンスの良さを感じた時に好感が持てるってのが
私の中では面白いマンガなんだけどなぁ。
だけど、それだけじゃ今のジャンプとかじゃ早々と打ち切られてゆくんだろうな
もったいない。


みお |MAILHomePage

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