〓月夜の日記〓(つぶやき版)
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昨日の夜、
夫と 車に乗って、 猫の供養のために、みんなでご飯でも
食べましょうというので、 その場所に向かう途中
ぼんやりとした、 絵に描いたように綺麗な月が、でていた。
三日月のような、、、 絵本に出てきそうな月。
その色が なんともいえなかった。
空の色は、藍色で、、、、
ちょっとくすんでいた。
月は はっきりと見えるときもあるけど、
まわりが、ぼやけているときもある。
その月の色は、 猫の毛の色に似ていた。
チャーの 毛色の月。
オレンジ色のような、 やまぶきっぽいような、
チャーの毛の色の 月だった。
あまりに 綺麗な不思議さで、 あたしは見とれていたのだけれど。
チャーの毛の色みたいだね、と思ったけれど、言わなかった。
夫の悲しみも、 夫の両親の悲しみも深く
20年連れ添ってきた 拾い猫は、 遠い世界に旅立った。
あたしとは、付き合いが浅かったけど、
夫みたいに、猫パンチはくらわなかったし、
体に触るのを、いやがりはしなかった。
最後を看取らなかったあたしのこと、 どう思っていたかしらね?
あたしは なんだか、気を使わせるような 気がしたので。
今日は
また 蒸し暑さが戻った1日になって、
夫も元気が回復してきた。
昨日の出来事は重く
今日は また 一歩 歩き出す日になった。
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