〓月夜の日記〓(つぶやき版)
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2001年08月23日(木) 割れた




昨日の夜、夫婦茶碗を割って





今日の午後




夫がいつも 愛用している でかいグラスを割った





洗って、洗いオケにふせておいたら、 転がり落ちて割れた。





なんだかちょっと不思議だった。




いつも、乱暴に扱うあたし・・・でも昨日も今日も、違ったのになあ。




それが関係あるのかないのか、、、、





今日 夫の実家で20年生きた 猫が 安楽死した・・・・




あたしは行かなかった。




猫の名はチャー。




すごく キツイ目をした猫だけど




20年とは思えないほど、今年になるまで元気で太ってたのに




見る見る痩せて。。。




夫のお姉さんには 赤ちゃんが生まれて



なんだか、あたふたしてる間に、




猫はどんどん 弱っていった。



でもそれでも、このまえの日曜までは元気だった。




とっても 気品高い猫だったな・・・・




目つきなんか、鋭すぎてかっこよかった。




夫も 夫の母親も、猫の扱いはすごく乱暴。


でもかえってそれが、よかったのかもしれない。





弛緩剤を 1本注射しても、まだきかなくて、



2本目を注射しても、まだなかなか効かず、しっぽふったり、



目をぴくっとさせたり、 




瞳孔が開いてきたのに、まだ心臓がとまらない



3本目を用意しているときくらいに


やっと 効いてきたといっていた。




あまりに 年取ってるわりに、骨や心臓が強かったため



かえって、つらかったかもしれないと、夫が言った。





火葬した骨は、きれいに残り、頭蓋骨もきちんとそのままで、



年取った猫にしては、めずらしいんだそうだ。



まだまだ 骨も丈夫で、やはり病気だったアゴだけは、なくなっていたと。




チャーの冥福を祈って食事会をして、 




やっと、夫も疲れた1日が 終わるだろう。



あたしは一人で部屋にいた。



夫たちは 病院などで、昼間さんざん泣いたみたいだ。




大変だったね、、、、、



チャーも・・・・








もう動物は飼わない!と やはり言っていた。



そうだよね・・・・




でも、 死んでしまうから、いや、、、、っていうのを乗り越えて




出会えて感謝と、思えるようになってほしい。



目の前に広がった悲しみが、あまりにも深いだろうけど





だって人間もみんな同じで、



死ぬから、いやだと言ったら、、、もう 子供も産めないわけで。









きっとまた、 新しい出会いもあるはず。




『動物なんか、飼うんじゃないよ』と、



あたしたちに言ったけれども、それは余計なお世話だ。





自分たちが思っても、人に指図するようなことは、言わないでほしいなあ・・・




悲しみは深くても。







猫のいなくなった、夫の実家は、いろんなものが片付けられ




ちょっと広くなった。





チャーの冥福を祈ります。



どうか、夫や夫の家族を、守ってあげてね。





割れた夫婦茶碗は、





そのうち新しいのを 買おうと思います。





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