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| 2001年07月25日(水) | 雷雨の後の・・・ |
今日はものすごい雷雨だった。
午後、まだ晴れているときに、夫から携帯メールで
｢雨がふってきたよ」
晴れていたけど、あたしは、洗濯物をしまった。
それからだった、あっという間に空がどんどん暗くなって、、、
雷の音が聞こえていた。
CDをかけながら、本をまとめていたときのこと。
案の定どしゃぶりの雷雨になった。
まれに見る、あまりにもフラッシュ連続加減に、
カーテンを全部閉めて、さらにCDを、大きな音でかけた。
それでも、隙間から見える稲光に、ついつい見入ってしまったり。
洋服ダンスにもたれかかって、ちょっと見ていて、やめた。
前回、雷になったときも、雷が落ちて地鳴りがしたんだけど、
今回はそれが頻繁にあるような感じ・・・・
チャラのマドリガルを、大音量でかけつつ、
雑誌などをまとめて、、、、掃除を続けた。
１時間半ほどで、すっかり雨雲は流れ 雨は上がった。
クーラーを消して、窓を明けて、久しぶりの涼しい
自然の風を入れた。
掃除機をかけて、ラベンダーと、キキョウの苗を、植え替えた。
新しい出窓の仲間たち。
ラベンダーは花もまだ、咲かないうちから，いい匂いがしている。
それも終えて、CDの音を下げて、
ふっとしたときだった。
雷雨の後の蝉の声。
今年はじめての蝉の声だった。
こんな、雷雨の後に、、、
羽を乾かしていたのだろうか？
それとも、どこかから、飛んできたのだろうか
あんな雷雨のなかを・・・・
蝉は、試しながら鳴いているようだった
なんだか、様子をみながら、、、だんだん大きな声になっていった
まっすぐで、凛とした声だった。
それを聞きながら、私は
蝉のような人生だったら、よかったのにな・・・・と思った。
長い間土で、眠っているけれど
でてきたら、一気にうるさく鳴いて
よそ見する間もない時間。
そして、あっという間に あの世へいってしまう・・・
そんな蝉の声を聞きながら、
夕暮れを感じた。
たった一匹の蝉の声。
すぐに 鳴きやんだ。
