誰か、昔話でいいから優しくなれた時のことを教えてざらついた心が丸くなれたときの話を嵐が過ぎたら作り笑いで、約束の日までを数えてみた自分で蒔いた種なのさ自分で決めたことなのさ君の強さには何も言えない心を殺して上手に切り抜けたこのプライドが愚かすぎて君の涙にさえ勝てない嵐のあとの歌は風しか歌ってくれないのさささくれだった心の隙間に砂が挟まってゆく砂が挟まってゆく