つれづれ日記。
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2007年05月02日(水) 裏EG2 書きながら思ったこと

注意:この日記はnovelwoodより転載したものです。


久々にメールでの感想をもらいました。ありがとうございます(感涙)。


今の長編を書いていて思ったことなんですが。

自分の作品って紙一重ですね。一見、健全なようで裏がおどろおどろしいと言うべきか。

ちなみに今までの経緯をまとめてみると。


旅人が子どもを拾う
  ↓
子どもが成長、とある目的のために娘を呼び出す
  ↓
子ども、および娘が天使をつくる
  ↓
覚醒、および暴走。天使を召還
  ↓
子ども、念願の天使に。その直後、主を異世界へ送還する
  ↓
三人の別離、子ども、世界を手に入れるため躍起になる
  ↓
五年後、子ども、娘の一人と再会。旅人とは定期的に連絡をとりあっている
  ↓
娘、覚醒。ただし、ひきかえに天使の一人が。
  ↓
子どもと天使、再会。ただし天使は封じられているため記憶がない
  ↓
子ども、生死の境をさまよう。天使、再覚醒
  ↓
本当の意味での再会、開放 
  ↓
  ?



おどろおどろしい気がするのは自分だけか。ついでに言えば、旅人には昼ドラなみの背景が。
主人公がものすごく平和に見えます(遠い目)。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「確かに最小かもしれませんね。ですが、私にとっては立派な世界です。最小にして最高のね。
 あなたは私を哂(わら)いますか?」

 綺麗ごとだ、甘い、子どもじみた考えだって言われるかもしれない。けれど、孤独な強者でいるよりも大勢の弱者でいたい。少なくとも俺はそう思う。たとえ弱者でも、一人でなければ乗り越えることができるし、強くなることだってできる。強くなろうと願うことができる。


「兄としては雑魚に大切な妹は任せられませんからね。『人が手塩にかけて育ててきた妹を、ひょっこり出てきて何かっさらいやがる。貴様にはじわじわと地獄の苦しみを味あわせてやるよ。せいぜいもだえ苦しむがいい』なんてことは全くこれっぽっちも思っていませんから」

 しっかりばっちり根に持ってるじゃねーか。そもそも俺って雑魚かよ。


基本的に師匠と弟子のやりとりは好きです。






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