いずれ書く予定のシーンを突発的に書くこと。 忘れないように今のうちに書いときます。
何が起こったのかわからなかった。 「…………」 目を開けるとそこには誰もいなかった。 「……母さん?」 名前を呼ぶ。返事はない。 手が赤い。これは、何? 「……、ぼ、る……」 「母さん! よかった。無事だったんだね!」 声のするほうに視線を向けて――動けなくなる。 そこにいたのは一番大好きな、大切な人の変わり果てた姿だった。 「母さん、母さん!」 何度ゆすっても母さんは動かない。 「……――」 母さんは必死になって何かを言おうとしていた。 目の前の赤。それは、血の色だった。 遠くで声が聞こえる。 オレが、母さんを殺したの?
「う……」 そうだ。オレが母さんを――
「うわああああああっ!」
第八章か九章あたり。 このあたり、主人公壊れます。
EGで一番イタいシーンだな。
過去日記
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