朝がきた。 いや、んなこと言わなくてもほっときゃ勝手に時間はたつんだけど。 外も明るい。今、何時だ? 「……10時か」 携帯電話の表示に目をやる。仕事やってたら間違いなく遅刻だ。けど今はそんなこと気にする必要もない。最近昼夜逆転になってるからな。いいかげんなおしとかないと――じゃなくて。 さすがに起きないとまずいだろう。 ベッドから起き上がろうとして――止まる。 「ん?」 おかしい。 起き上がれない。 ついでに言えば、関節も痛い。寝返りうつのも一苦労だ。頭も痛いし体もだるい。これはもしかしなくてもあれだろう。 色々考えててもしょうがない。気力で起きて根性で着替える。この年代にはあるまじき言葉だけどあえて考えないことにする。我が家は物心ついた頃から『努力』だの『根性』だのという妙に古めかしい言葉がはびこってたし。 着替え終わった後、改めて窓の外を見る。 10時すぎだから明るいのは当たり前だ。でもなんでだろう。妙な違和感を感じる。明るいのは明るいけど、それに一つ手間ひま加えたような、そんな感じ。 おもむろに、カーテンを開ける。そこに広がっていたのは―― 「雪じゃん」 どーりで寒かったわけだ。 あたり一面の雪――というわけじゃないけど、雪。 子供の頃は雪合戦したんだよな。ほんとはかまくらも作りたかったけどそれには足らなかったし…… 「……っくしゅっ!」 なんとも形容しがたいくしゃみに我にかえる。 まずは飯だ。その後薬飲まないと。
……今日くらい、誰か夕飯作ってくれないだろーか。 妙に所帯じみたことを考えつつ、台所に向かうことにした。
早い話が、風邪ひいて三日ほどねこんでました。
今も少し咳してます。
ちなみに上のは昇口調にて。 いえ、先日の某Hさんの日記が面白かったから(ごほごほ言いながら見ていた人)つい。 三人称は力尽きたのでパス。
Hさん(おそらくバレバレ)すごいなぁ。日記であんなに素晴らしいものが書けるとは。私も見習わなければ。
いや、その前にとっとと風邪治そう自分。
↑Web拍手です。よかったらどーぞ。
過去日記
2004年02月03日(火) SHFH10−2
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