紅い猫の落とす影
生きた記録夕方明け方


2002年12月18日(水) 君へのお訊ね事
















夕焼けこやけ


綺麗に晴れていた空は真っ赤に染まり


太陽の光に輝いた君の瞳はどうして涙を溜めていたのだろう。






君は何故何も言わなかったのだろう。


僕が聞いてなかっただけ?






君が真っ直ぐに伸ばした手の先には何があった?


真っ黒な闇の世界?






僕は最後に君になんて言ったのだろう。

























ごめんね


何も覚えていないんだ。

























いつからだっけ?


君が僕の前から居なくなってしまったのは。






ずっとずっと遠くの時間のこのあいだだったね。







君と過ごした時のことが思い出せないんだ。


いつ何処で会ったんだっけ?






何で君は居なくなってしまったのだろう。

























ごめんね


何時までも思い出したくないんだ。































傀儡

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