紅い猫の落とす影
生きた記録夕方明け方


2002年12月09日(月) 冬の雪の降り積もる寒い朝の日

































いつもと違う朝だけど


寒いの嫌いな僕はお家でお留守番。



窓から外を覗く。


いつもなら遠くの方に山が見えるのに


今日はそんな山は勿論


近くのビルでさえ雪が覆い隠す。



東京に雪が積もるほど降ることも少ないのに


12月にこんなに大雪なのは何時以来のことだかなんて


僕の記憶にはなくて


特別な日のようなドキドキ感もあって


外に出てくるくる駆け回りたいけど


巡る季節の中でいちばん苦手な冬の寒さに


立ち向かう勇気はない。





空を舞うカラス。


優雅に羽根を伸ばし気持ちよさそうに飛んでいる。


何で僕は人間なんだろう。


もしカラスだったら


寒いのなんて気にせずに


この雪の日を満喫出来るのにな。


なんて思いながらぬくぬくのこたつに潜る。


でも僕はやっぱり


雪を満喫するカラスよりも


こたつを満喫する猫の方がいいや。























傀儡

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