日だまりに咲く

2004年07月20日(火) お見舞い

少しグズる回数も減って、話しをする余裕も出てきた。
たくさんの方が病室を見舞ってくれる。
子供の笑顔が少しずつ見られるようになり一安心といったところ。
ただ、嘔吐感とめまいは絶えず襲って来るので
にこやかに話せる時間はほんのちょっと。
見舞ってくれても、唸って苦しむ子供の様子を伺い見て
気遣ってすぐに病室を後に...申し訳ない。

昨日から、一応食べ物を口にする許可が下りたから
ゼリーなどを口に運ぶようにしていて
本人も喜んでたりするんだけど、
身体が受け付けないのか、戻してしまうこともしばしば。
じっくり時間をかけていかないと。
病院食ではなく、何か本人が食べたがるものを
ということで、雑炊を作って持って行った。
美味しいと言ってお椀に1杯ペロリと食べた。
あんまり急に胃に詰め込むと気分悪くなりそうだけど
やっぱり進んで食べてくれるのは嬉しいなぁ。

今日は義父母と義妹が関西から見舞いに来てくれて
サトの笑顔に少しホッとした様子だった。
きっとものすごく悪い想像なんかをいっぱいして
心潰されそうな程心配していたに違いない。
サトが調子のいい時に来てくれて良かった。

旦那さまに自宅にある読み聞かせの絵本を持ってきてもらった。
最近はなかなか本を読んで聞かせることもない。
ずっと病室に居て、何もすることがないまま
痛みや吐き気と対峙するくらいなら気を紛らわせてあげたい。
大喜びで「次、読んで」「次、読んで」と聞き入っていた。

深夜の付添いもちょっぴり楽になった。
昨日よりも体調のいい時間が増えてきている。よかった♪


 < 過去  INDEX  未来 >


里伽 [MAIL]