日だまりに咲く

2003年06月09日(月) 旦那さまの本音

昨日母が来たの、家に。
母のために空けるハズのひと部屋がなかなか片付かなくて、
それを手伝うということで、昼前に我が家へ来た。
私は当然、母の口から主人へ
今回の借金の件でお世話になったお礼と
今後も引き続き同居の件でお世話になることのお詫びというかお願いを
するものだと思っていたのだけれど...
母は「娘の家に同居する」程度の意識しかないようで
「婿さんの世話になる」というすまなそうな様子は微塵もないのよ(T-T)

私にしてみれば、主人をしっかりと立てて欲しいわけ。それなのに...。

昼食を作る時でも、母はソファーでくつろいでいるだけ。
食事が終わって、さてそろそろ作業に取りかかりましょう!
って頃になるとウトウト昼寝。
ほとんどの棚や書籍を2Fから1Fへ移動させた頃にお目覚めで( ̄ー ̄)o゛プルプル
掃除機と雑巾がけはやってくれたけど
ごめんね、迷惑かけるわね...なんて思うことすらないのかしら。
主人の存在もほとんど眼中にないって態度。

私と母が話していれば、主人はスッと部屋を移ってしまう。
きっと面白くないんだろうなぁ。
(あ゛ーっ、何かこれから先の我が家ってこんな感じなのかなぁ)
漠然と感じた不安。
母のせいで夫婦円満な家庭が崩壊なんてことになったらどうしよう!!!

部屋の片付けが一通り終わって一息つくと、すでに夕方。
主人は明朝から昼勤で、出勤がかなり早いので
夕飯と入浴を早めに済ませて9時には床につく。昼勤前の日曜の生活パターン。
できればこのまま母には自宅に帰って欲しいのだけれど、
部屋の片づけが終わっても帰ろうとする様子は伺えない。
当然のように夕飯を食べていく気でいるのね(^-^;
で、夕食の支度に掛かり始めても、母は台所を手伝うこともしない。
主人がテーブルで新聞を広げる傍らで、母はどっしりと
ソファーのド真ん中に腰を掛けて雑誌をめくっている。
決して台所に立とうとはしないのよね。
前々からそういう人なの...諦めモードの私。

主人が子供達を風呂に入れてくれ、食事を終えて片付けをしていても
まだ帰る様子はない。
明日は子供達も学校だし、主人も会社だぞ!! 気遣いしろよぉ、そのくらい!!!
なのにぜ〜んぜん駄目(ρ_;)ヒックヒック
そういうとこ、察しが悪いっていうか何というか。
「子供達寝かさなきゃ、明日私も早いし...」
そう言って帰りを促してみたものの、
「だったら早く寝かしてらっしゃい」とのんきにコーヒータイム。

嫌だぁぁぁ、これからずっとこんなだなんて。
同居するならウチのペース読んで合わせてよ、母さん!!

結局母が我が家を出たのは午後10時半。
いくら娘が住む家でもさぁ、普通するでしょ!! 気遣い、気配り。
人の家庭を訪問しても、翌日仕事だってわかってて
10時半なんて立派に深夜でしょう!!!も〜っ(`‐´≠)

あう〜〜〜っ、先が思い遣られるよぉ。

なぁんて思っていた翌日、つまり今日。
主人がぽつりと言った。
「やっぱ嫌だなぁ...」
得たり!!!これが主人の本音。

どんなに前向きに取り組もうと主人が努力をしてくれても、
どれほど好意的に考え、環境を変える手助けをしてくれても、
母が「当たり前」という態度では、気持ちがどんどん後退していくよね。
自分の親ならまだしも、人の親。よけいそうだよね。

「同居するメリットを...って何度も思い直そうと思ったんだけど、
 あの感じじゃぁruruの手間が増えるだけやしなぁ。
 『私が主人です』とでもいうような態度で家事すら手伝わない様では
 お義母さんに来てもらっても、こちらの負担と気遣いが増えるだけや」

女性だから、母親だからと思って期待をしても
母は家事を放棄して男性さながらに飯を待つ人。
主人はそれを言っているのです。
私は学生の頃から家事をさせられていたので
この異様な状態に、諦めと慣れで 期待もしていない。
けれど、女性がやってしかるべきと受け止めている主人には
ふんぞり返っている母の姿がとても信じられない光景に見て取れるのよ。

「同居はしたくないなぁ、やっぱり。
 300万円ウチが肩代わりしてでも、同居は止めておいた方がいいと思うねんけど。
 言わんとこうと思っててんけど、昨日のお義母さん見てたらなぁ
 同居してから『嫌だ』といっても追い出されへんしな。
 それに借金返済までと期限を切っても、実際に返済完了した頃には60歳越えてるわけやし
 その頃に出て行け言うのもなぁ。
 そうなると一生同居になってしまうやろう」

娘の私よりあれほど前向きに考えていてくれた主人がこう言うのだから
やっぱり同居はしない方がいいんだろうなぁ(ー’`ー;) ウーン

母を知る人は皆、同居の話をすると大反対するし...先行き不安。
好意的だった主人が背を向けるとなれば無理強いしてまで同居はできない。
それで私達の仲が壊れてしまっては元も子もないのだから。
『帰ってきたくなくなる我が家』になってしまってはいけない。

深夜まで話をしたけれど、母の態度に性格に
「同居は否」と決断は下された。

母の月収13万円(手取り)では生活するだけで手一杯。
■無理して同居をすすめるか。
■300万円肩代わりして同居を拒むか。

うわぁ〜ん、借りたお金どうやって主人の実家に返済するのよぉぉぉ(T-T)

借金の肩代わりは本人の為にならない...ですよね。
わかっているんですが、借入先が主人の実家となると知らん顔は出来ない。
かといって、母の収入で月々高額の返済となれば
生活は賄えないので同居が必至となる。
同居を逃れる為には返済期間を伸ばし、月々の返済額を小学にするか
まったくナシにしてしまう必要がある。
と、なれば...同居はしたくないと本音を言った主人の気持ちを考えても
肩代わりしてでも同居を拒んでしまった方が
家庭を守る為にはいい、という結論にぶつかる。
このお金で「縁」が切れるのであればいいのだけれど。
このお金が今後の生活援助の変わりとなればいいのだけれど。
このお金が家庭円満を保証するものであれば惜しくはないのだけれど。
この後、母が再び借金を繰返したとしても、今後一切の手助けはしないことを条件に
現状を維持していければ...。

借金癖のついた人への良薬は無いのでしょうね。
助けることは再発を誘う引き金にしかならないのでしょうか。

母とは関わりたく無い、これが私自身の本音です。
今ある幸せをこわさないで!!!


 < 過去  INDEX  未来 >


里伽 [MAIL]