そういえば
親から森博嗣氏の「すべてがFになる」を借りたのを忘れていた。
初めて知ったのは……後輩Mさんが読んでいた(らしい)時?だと思われる。
以来、友達O君(年賀状ありがとう)やら、 NETで某HPで読んでいる人のHPに行き、 そして、この前ゲーム化の話を聞いたのだが……。 そのHPによると、発売元がKIDなのが一抹の不安だそうで。確かに。
理系の小説と呼ばれますが、確かに。 冒頭から、理系っぽい話題が続々と。
冒頭の「1から10までの数字を2つのグループに分けたとき、グループごとのそれらの積が等しくなることはあるか?」という台詞で、「ありません」という答え。 これに対して小説では、「片方のグループには7がありますから、積は7の倍数になりますけど、もう片方には7がないから、等しくはなりません」とのこと。 ……これを読んで一瞬で理解できる人は少ない気がします。
自分は、この証明自体は、高1のときに知っていたのですが(それでも遅いか)……結構理系っぽい発想ではないかと思うんですよ。
なお、似たような問題は、次。
「nを任意の自然数とするとき、6つの自然数n、n+1、……、n+5を二組に分けて、おのおのの積を等しくすることは出来ないことを示せ。(数学オリンピック1970年ハンガリー大会)」
証明は上と同様。5の倍数があるとないに分けられるから、で終了なのですが。
P.S. 友人H氏のHPの「Fは別」というコメント、あれは、この小説の事ですか?(多分そうだと思っていたりするのですが。
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