GG(酒と薬と煙草に溺れる女)
誰か僕に苦悩という喜びを与えて下さい。

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2002年04月18日(木) 十代の心 その20





      木々の梢



   君には聞こえているのか

   僕の叫び声が

   僕の心の囁きが

   僕はいつだって君を感じていたい

   木々の梢が風を感じるように

   風は木々を包み込み

   木々を叫ばせ 囁かせる

   生を実感する詩を奏でる

   だが 木々と風が触れ合うのは

   その詩を奏でる時のみ

   あぁ 僕はなんて無力で臆病者なのだ

   地に立ち尽くし君が飛んでくるのを

   待つことしか出来ない

   君に何もしてやることが出来ない

   あぁ 青く澄んだ空を駆巡りたい

   君と一緒に駆巡りたい

   いつも君を感じていたい

   君には聞こえているのか
 
   僕の叫び声が

   僕の心の囁きが

   僕はいつだって君を感じていたい

   木々の梢が風を感じるように







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