自分がこの世にいるのは父と母がこの世にいたからでその父と母がこの世にいるのは父の父と母が 母の父と母がいたからでそんな風に辿って行くと自分が今ここにいるのは何百何千というヒトがいた事の証明なんだと分かる会った事のないそのヒト達は私と同じ歳の時何を考え 何を夢見たのだろうその果てに私がいる事など思わなかっただろう彼らに何だかとても今 会いたくなった