振り返ると そこにまだ君がいるようで
風に揺れる髪 優しいまなざし 少し上げた口の端から つぶやく声さえ聞こえるようで
僕は瞳をこらした 聞こえない声を 聞けなかった言葉を もう一度この目で もう一度この胸に刻むために
君が伝えたい事は 全て僕に伝わったよ だから安心していいよ
僕が伝えそこねた事は どの位あっただろう 君も僕の唇を 読む事はあっただろうか?
瞳から溢れる想いは そのままに 微笑んで
僕はひとり 背を向けて通り過ぎる 君を忘れる為でなく これからも 君と一緒に歩いて行く為に
前へ
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