ぴょんきち活きる、生きる道
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つい先日、前期の成績発表があった。 「やっぱりな・・」って覚悟はしてたんだけど、 1教科単位を落としてしまっていた。 しかも、必修科目。 4日後に再試験。 お先真っ暗クラクラ。(−−;) 「そ、卒業が・・・危ない!」
こうして死に物狂いの4日間が幕をあけた。
成績発表の次の日、さっそくその教科の補講があった。 神奈川県上空に台風が直撃したまさにその日、その時である。 学校に行く途中、暴風によって傘は破壊され、 びしょぬれもいいとこで登校。 台風の影響で、町も道も人がまばらだったが、 補講が行われている教室は、再試験者で大盛況。50人以上はいた。 必死で補講を聞くものの、じぇーんじぇん理解できず(^^;) 本気で6年目が頭のすみをよぎる・・・(;;)
試験まであと2日。一人、もがき苦しみながら試験勉強。 プリントやノートを見ただけでは理解できず、 本屋に行ってみたり、ネットを開いて探してみるものの、 有力な情報は得る事ができず、自分のアホポン加減に頭を抱える。 たまらなくなって、再試験仲間のDに電話をかけて相談すると、 「明日うちで、みんなで勉強会をするから来なよ〜」 と癒し系の、のほほ〜んとした返事が返ってきた。
試験前日。夕刊をダッシュで配り終え、一路茅ヶ崎へ。 サティで待ち合わせのはずが、間違えてなぜかジャスコに着いてしまう。 結局ジャスコまで迎えに来てもらい、D宅に向かう。
六畳一間の部屋に、一人友達も加わって、まずは3人で勉強開始。 前日Dは、けっこうわかってる人に個人指導を受けていたらしく、 5問ある前期のテストのうち、その時理解できた問2の解説をしてもらう。 かなり真剣に聞き入り、自分で理解するまでその問題と格闘。 やってみたら、意外にもけっこう簡単に解けてしまった。 そして、問1と問4の解説を教授から聞き出したという人に連絡し、 D宅まで来てもらう。その間に、勉強会人数は6人に増えていた。 Dが問1と問4の解説を聞いている間に、最初の2人で、 後からやってきた人たちに問2の解説をする。 そしてDからまた解説してもらう・・・って感じで、 ありとあらゆる人脈を駆使しまくり、 前期試験の問題を一応理解したなって手応えを感じた時にゃぁ、 その場に座って6時間が経過していた。人数も2人増えていた。 こんなに勉強に集中したのって何年ぶりだろう?って、 達成感と充実感に満たされながらの帰り道、 思わずガッツポーズしたのを通行人に見られ、怪しまれる。
再試験当日。朝刊を終え仮眠。 11時頃、悪夢にうなされ、汗だく絶叫の中最悪の目覚め。 試験後、就職内定先に行かなくてはいけなかったため、 ぎこちなくスーツ姿で大学に向かう。 図書館で最後の悪あがき。
テスト。前期の試験問題がそっくりそのまま出題される。
「うおりゃーーーー!!」と心の中で叫び声をあげながら、 すごいペースで筆を進ませ、ほとんど完璧に解答。。 したつもり(^^;)ノ
会社の集合時間に遅れてしまうため、20分早く教室を出る。 そして、帰りのバス停で、思わず感涙。(;;)
とにかく協力してくれた仲間達に大感謝です。 そして、「やればできるんだ!!」って自信がついた。
が、 ・・・・それをもっと前にやっとけよ・・・
と、自分で自分につっこみをいれた昼下がりなのでした。
めでたし、めでたし。
ぴょんきち
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