ぴょんきち活きる、生きる道
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2001年09月13日(木) 芋づる方式大作戦。

つい先日、前期の成績発表があった。
「やっぱりな・・」って覚悟はしてたんだけど、
1教科単位を落としてしまっていた。
しかも、必修科目。
4日後に再試験。
お先真っ暗クラクラ。(−−;)
「そ、卒業が・・・危ない!」

こうして死に物狂いの4日間が幕をあけた。

成績発表の次の日、さっそくその教科の補講があった。
神奈川県上空に台風が直撃したまさにその日、その時である。
学校に行く途中、暴風によって傘は破壊され、
びしょぬれもいいとこで登校。
台風の影響で、町も道も人がまばらだったが、
補講が行われている教室は、再試験者で大盛況。50人以上はいた。
必死で補講を聞くものの、じぇーんじぇん理解できず(^^;)
本気で6年目が頭のすみをよぎる・・・(;;)

試験まであと2日。一人、もがき苦しみながら試験勉強。
プリントやノートを見ただけでは理解できず、
本屋に行ってみたり、ネットを開いて探してみるものの、
有力な情報は得る事ができず、自分のアホポン加減に頭を抱える。
たまらなくなって、再試験仲間のDに電話をかけて相談すると、
「明日うちで、みんなで勉強会をするから来なよ〜」
と癒し系の、のほほ〜んとした返事が返ってきた。

試験前日。夕刊をダッシュで配り終え、一路茅ヶ崎へ。
サティで待ち合わせのはずが、間違えてなぜかジャスコに着いてしまう。
結局ジャスコまで迎えに来てもらい、D宅に向かう。

六畳一間の部屋に、一人友達も加わって、まずは3人で勉強開始。
前日Dは、けっこうわかってる人に個人指導を受けていたらしく、
5問ある前期のテストのうち、その時理解できた問2の解説をしてもらう。
かなり真剣に聞き入り、自分で理解するまでその問題と格闘。
やってみたら、意外にもけっこう簡単に解けてしまった。
そして、問1と問4の解説を教授から聞き出したという人に連絡し、
D宅まで来てもらう。その間に、勉強会人数は6人に増えていた。
Dが問1と問4の解説を聞いている間に、最初の2人で、
後からやってきた人たちに問2の解説をする。
そしてDからまた解説してもらう・・・って感じで、
ありとあらゆる人脈を駆使しまくり、
前期試験の問題を一応理解したなって手応えを感じた時にゃぁ、
その場に座って6時間が経過していた。人数も2人増えていた。
こんなに勉強に集中したのって何年ぶりだろう?って、
達成感と充実感に満たされながらの帰り道、
思わずガッツポーズしたのを通行人に見られ、怪しまれる。

再試験当日。朝刊を終え仮眠。
11時頃、悪夢にうなされ、汗だく絶叫の中最悪の目覚め。
試験後、就職内定先に行かなくてはいけなかったため、
ぎこちなくスーツ姿で大学に向かう。
図書館で最後の悪あがき。

テスト。前期の試験問題がそっくりそのまま出題される。

「うおりゃーーーー!!」と心の中で叫び声をあげながら、
すごいペースで筆を進ませ、ほとんど完璧に解答。。
したつもり(^^;)ノ

会社の集合時間に遅れてしまうため、20分早く教室を出る。
そして、帰りのバス停で、思わず感涙。(;;)

とにかく協力してくれた仲間達に大感謝です。
そして、「やればできるんだ!!」って自信がついた。

が、
・・・・それをもっと前にやっとけよ・・・

と、自分で自分につっこみをいれた昼下がりなのでした。

めでたし、めでたし。



ぴょんきち